先にモービル用マルチバンドアンテナの試作ということで記事を書き、今月には宮崎や都内数か所で試験運用を行いました。性能としては、車の上でも移動でのベンチや地面置きでも十分に飛んでくれるアンテナということが分かりましたので、来年の頒布モデルを設計して組み立ててみました。
試作品のコイルは自在ブッシュを使用したコイルでしたが製作が面倒なのとコイルピッチが狭いためワニグチクリップでショートするために少し間隔をあけてコイル径を大きくし、3Dプリンターで製作することにして完成度を高めています。製作した部品はこんな感じです
これらを組み立てるとなかなか恰好のよいボビンができました。
線は溝に入れるだけなので簡単に巻けます。
合わせて軽量のマグネット基台も製作しました。従来のマグネット基台はケーブル込で650gでリュックに入れると結構重かったのですが今回のものは僅か150g、ケーブルと下のステンレス皿を含めても360gとなりました。軽くなった分、安定度が心配になりますが、ステンレス皿にモバイルバッテリーや無線機を乗せると不安定なベンチや地面においても十分風に耐えられそうです。
ロッド2m長で地面において軽くタップ調整した結果です。10MHz以下はラジアル線3m程度追加しています。中心周波数がずれているところは調整点が裏側付近にありワニグチのリード線が届かなかったところです(笑)
結果としてタップだけで6~40mバンドまで簡単に調整できたのでATUは不要です。また、144MHzもうまくやればできそうでしたが今回はSWR2以下にはならなかったので含んでいません。
日曜の朝10時前に実際に5W出力で10~40mバンドでCQを数回出してみました。庭は住宅に四方囲まれているので地面に置いた状態では殆ど交信不能と思っていましたが、30~40mでは数局呼ばれたので使えそうな感じです。12mで北米、10mでVKまで飛んでいました。
30m(緑),40m(紫)もPOTA運用には十分な飛びですね
試作品のコイルは自在ブッシュを使用したコイルでしたが製作が面倒なのとコイルピッチが狭いためワニグチクリップでショートするために少し間隔をあけてコイル径を大きくし、3Dプリンターで製作することにして完成度を高めています。製作した部品はこんな感じです
これらを組み立てるとなかなか恰好のよいボビンができました。
線は溝に入れるだけなので簡単に巻けます。
合わせて軽量のマグネット基台も製作しました。従来のマグネット基台はケーブル込で650gでリュックに入れると結構重かったのですが今回のものは僅か150g、ケーブルと下のステンレス皿を含めても360gとなりました。軽くなった分、安定度が心配になりますが、ステンレス皿にモバイルバッテリーや無線機を乗せると不安定なベンチや地面においても十分風に耐えられそうです。
ロッド2m長で地面において軽くタップ調整した結果です。10MHz以下はラジアル線3m程度追加しています。中心周波数がずれているところは調整点が裏側付近にありワニグチのリード線が届かなかったところです(笑)
結果としてタップだけで6~40mバンドまで簡単に調整できたのでATUは不要です。また、144MHzもうまくやればできそうでしたが今回はSWR2以下にはならなかったので含んでいません。
日曜の朝10時前に実際に5W出力で10~40mバンドでCQを数回出してみました。庭は住宅に四方囲まれているので地面に置いた状態では殆ど交信不能と思っていましたが、30~40mでは数局呼ばれたので使えそうな感じです。12mで北米、10mでVKまで飛んでいました。
30m(緑),40m(紫)もPOTA運用には十分な飛びですね
コメント
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becl8873
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