2026年05月

144MHzのARDFは、自作機受信機とアンテナともに実用になっているのですが、競技大会の遠征も多いので3エレは分解できるようにしました。

構造については、走って藪の中でエレメントを落とす例があるということで抜けにくいことが要求されます。昔のミズホ通信の受信機は高価なBNCを使っているほどです。ARDFで多くの装置を製作されている柴田さん方式(メジャーにサポート金具を取り付けネジで固定)も考えたのですが、前にAitendoの閉店セールで大量のRCAコネクタを入手していたこともあり、これを使ってみることにしました。

差し込みプラグ側をメジャーを挟み込んで固定する方式を考えて3Dプリンターで製作します。メジャーは塗装を剥がすと半田つけができるので電気的に接続は簡単です。
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受け側はこんな感じです。抜けにくくするために3Dプリンター部分も差し込めるようにしています。メジャーの幅があるのでかなり大きくなってしまいました。
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組み立て後です。給電は受信用ということでダイポール給電にコアを挟んでいます。
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移動用にAmazonで60cmの長さのソフトケースを購入しました。猫は入りません(笑)
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とりあえず、現段階はこれでOKですが見た目が大きいので、最終的には短縮エレメント+ステンレス線などの細いものに改良したいです。






5/24(日)埼玉県入間市で開催されたイベントに出展しました。前日は新潟でARDF大会に出ていたのでかなりの疲労でしたが...

まずはAKCのブースです。

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今回は、ARDFの自作受信機の展示なども行いました。右からJJ1RUX(2m3エレ),7L4WVU(80mループ)、JL1HMTさん(2m3エレ)
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入場者は前回と同じ位の500名超えということでした。

当ブースにも多くの方々に来て頂きました。来て頂いた皆さま、関係者の方々、大変ありがとうございました。
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★ARDF関連のLT発表も行いました。スライドはこちらです

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5/23(土)新潟県長岡市で開催された競技大会に出場しました。翌日曜に144MHz部門があったのですが、電波文化祭と重なっていたので今回は3.5MHzのみとなりました。

JJ1RUXさんと新幹線で大宮から長岡へ。そこからレンタカーで会場まで30分弱でした。東京は曇りで凄く寒かったのですが、長岡は快晴で蒸し暑いコンディションでした。

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ゼッケンを受け取りスタート
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無線機は、前回の群馬の大会と同じものです
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今回も探索する発振器は4台(部門で異なります。私の参加するM60は、TX1,TX2,TX3,TX5でした。2回目なのでゆっくり方向を調べながら進みました。

図の左上のスタートから時計方向に回りました。図の黒丸の数字は距離(km)となります。
最初、見通しはよかったのですが信号が弱いのと電線が多かったので方向が掴みにくい感じでしたが、30分以内にTX1とTX5と続けて発見でき、今回は全探できそうとウキウキして次へ。ところがTX2とTX3を探すうちに暑さと疲れのせいか、なぜか頭の中がTX5を追っかけ始め、先ほど発見したTX5をわざわざもどって再チェックしてしまうという失態を演じてしまいました。この間なんと40分もロス、おまけに自分の位置がわからなくなり迷子に(笑)。結果、戻る途中にTX2を発見して、またもや3個でゴールとなりました。

結果は、M60 6位(13人中)でした。暑い中2時間で9.2km移動したようで疲れました。
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今回の方向探索の結果メモです。
赤色枠のA~Iは方向探索を行った場所とそのときのそれぞれの信号を受信した方向となります。→の色は青色がほぼ正確な方向をとれたもの、黄色が30度程度ずれがあったもの、そして赤色は大きく異なる方向を示していたものとなります。
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A点...スタートして方向探索可能地点。各TXの信号は弱く、なかなか方向が掴めませんでしたがTX2は南の方にあることは分かりました

B点...このあたりでも電波は弱く電線が多かったので方向が出にくい感じでした。まずはTX1が少し強いかなとターゲットとして追いかけることに。

C点...信号は強くなってきたので方向を確認しながら進みTX1を発見できました。

D点...TX1発見後に次はTX5がよく聴こえだしたので南東方向へ歩きTX5も発見。

E点...次は、TX2かTX3になるので方向を求めTX3→TX2を目指すことにしました。

F点...開けたところでしたが、ここでTX2の電波が強くなったので南西方向の山を越えたあたりにありそうと思い、先にTX2を探すことに。そして山の中で自分の位置がわからなくなり迷っているうちにターゲットがTX2からTX5(発見済)とへ思い込んでしまいました。そしてTX5の2度目のチェックを入れたときに初めて同じTXを2回探していたことに気が付きました。

G点...あまりのボケでなぜこうなったのか考えているうちに自分の位置もよく分らなくなり迷子状態に。G地点で高圧送電鉄塔を発見してようやく自分の位置がわかりました。このとき残り時間が40分程度となり、TX3をまわるのは無理と判断して帰り道にあると思えるTX2へ向かいました

H点...TX2の電波が強くなり住宅エリアへの上り坂あたりと検討をつけました

I点...坂の途中で探し回り時間を使いましたが最終的にTX2を発見でき、最後は住宅地で自分の位置がよく分らない状態になりましたがビーコンを頼りに戻りました。


<3.5MHz装置の改善メモ>
◎電波が弱い時の方向探知改善のために感度UPを検討。
◎今回は群馬のときとことなり垂直ロッドは短い方がよかった。垂直ロッドの感度調整のVRを外に出すことを検討。


●最後に
お土産も頂き楽しい大会でした。関係者の皆様、大変ありがとうございました。
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ARDFの大会などがありアナウンスが遅くなり申し訳ございません。以下の通り5月24日(日)埼玉県入間市にて開催される電波文化祭にアマチュアキットクリエイターズ(AKC)で出展します。

★イベント概要はこちら

★AKC 他メンバーの頒布品などはこちら



7L4WVUの頒布品
➡イベント混雑を避けるために以下の機種は予約受付を行い受付を終了しました。以下は当日も頒布します 

・WVU-604F5 FT8トランシーバー 
・TE-2101 アンテナアナライザー 
・進行反射メーター        
・Ashi Paddle 2021        
・エアバリコン          

★メールの件名は、「電波文化祭頒布品の予約希望」として、私のコール@jarl.comへメールを送付お願いします。

★メール本文には以下を記載願います。
 1)希望頒布品名   
 2)コールサイン、氏名
  
★メール受付先着順で頒布可能な場合は予約番号を返信します。(予約時点で品切れになっていることもありますので、予約結果はメール返信致します)


★郵送での頒布は受け付けておりません。
★予約されていて今回引き取りに来られない場合は自動的にキャンセルとなります。
★おつりが要らないようにご準備お願いします。


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FT8トランシーバー(WVU-604F5 充電式7&10MHz LPF付き頒布価格  16k    完成品:2台
出力は、7MHzにてフィルター前で1Wにしています。充電式2000mAHのリポバッテリー内蔵。50MHzは本体にLPF内蔵。7と10MHz以外の1.8~28MHz用LPFご希望の方は、別途お問い合わせ頂くことで郵送頒布もOKです。コンパクトで電池込で150g程度しかないのでPOTAやSOTAでも楽に移動できます。QRPですがFT8なのでコンディションやアンテナ次第で十分楽しめます。(免許申請用の系統図などは取説を参照してください)

★取扱説明書はこちら
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アンテナアナライザー(TE-2101)  頒布価格 12k 完成品 :4台
SOTAやPOTAに最適の超小型軽量のアンテナアナライザーです。200MHzまで使えます。
★部品がいよいよ入手できなくなってきたので近く頒布終了となります
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●マルチバンドロッドアンテナ(完成品) 頒布価格 10k 頒布台数➡当日頒布なし。品切れとなりました
最近POTA移動で使用しているアンテナです。仕舞長が30cmと短く、アンテナが280g、マグネット基台(注:風の強い時は使えません)が150gと軽量です。
周波数は、7~50MHzまで。3.5MHzのオプションコイルも将来追加予定

★これまでアンテナ本体にオフセット給電用の切替SWがついていましたが、効果があまりなかったので2025年5月以降の頒布品からSWはなくなりました。
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頒布品の内容は以下の通りです。ラジアル線、金属プレート、雨対策のペットボトルカバーは各自でご用意お願いします
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●進行反射メーター
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k 完成品 1台
★取扱説明書

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アナログラジケーター2個内蔵した進行、反射計です。ボリュームを調整して進行波を最大スケールにしたときの反射レベルをみます。無線機に事前に校正しておくと大まかなパワーも分かるので、移動のときに便利です。

●仕様
①周波数 1.8~50MHz(144も使えると思いますが未チェック)
②インピーダンス 50Ω
③入出力端子   アンテナ側BNC-J、無線機側BNC-P
④方向比 20dB以上

回路図



●Ashi Paddle 45 (2021バージョン) 4k  完成品 1台
SOTA,POTAで今でも人気のあるAshi PAddle。これまでのPLA素材で夏場の高温での変形などがあったため頒布を中断していましたが、新しい3Dプリンターを導入してABS素材で製作しています。
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●Ashi Paddle 45 (2022バージョン) 完成品 4k 2台 
→品切れとなりました
最近は、北米のPOTA,SOTA愛好家の間で人気になっているモデルです。光造形の3Dプリンターで製作しています。
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●中波用バリコン 新品 アルプス製   1k 5個 
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360pFと150pF(おそらく)のバリコンです。真空管ラジオやアンテナカプラーなどの自作にどうぞ!




★その他 LT発表も行います。時間は1442-1452の予定

「楽しいぞARDF。受信装置の自作と競技会参加まで」7L4WVU 


今後のためにARDF大会での受信機の方向探索の結果を振り返りメモしておきます。

★3.5MHz
下は左図が実際に歩いたルートとTXの場所になります。初めての大会だったので、装置の評価データ取得の目的で、測定ポイントを多めに記録しました。

右図の赤色枠のA~Iは方向探索を行った場所とそのときのそれぞれの信号を受信した方向となります。→の色は青色がほぼ正確な方向をとれたもの、黄色が30度程度ずれがあったもの、そして赤色は大きく異なる方向を示していたものとなります。

3.5MHz方探


以下、それぞれの測定ポイントにおけるメモです

A点...スタートから少し山の東斜面を登ったところで最初の方向探索。北から西は山で、北東方向が谷間を挟んで、東側も山になります。②は障害物がないせいか方向がよく出て南南東とわかりましたが、他は電波が弱くノイズの影響もありループアンテナのサイドの切れが分かりにくかった。

B点...このあたりでも電波は弱かったのですが、⑤は少し強くなったので進行方向に近いかなと思い最初のターゲットに。③は障害物を挟んで谷間を伝搬する感じで方向がつかめない状態でした。

C点...山の上の方向に⑤があるとわかりました。

D点...地図上の山道の分岐点まで登り信号がかなり強くなった方向で⑤を発見

E点...次は、①か③と検討がつくので、時計回りのルートでまわることに。③を探索したところ金山城跡あたりかと思い向かいました。

F点...③の電波が強くなり方向が南東方向と分かり、山道を下っていったところで③を発見

G点...①は南側が強くE点との交点で山を登ったあたりかと思いましたが、どの道を上るか分からなかったのでとりあえず山の周回道路を進みました。

H点...急に①の電波が強くなり、山の外側の道路方向と分かり①を発見

I点...残りは②で残り時間は40分くらいありました。A点で測定した方向との交点は1km程度南側で徒歩だと往復で戻れない可能性があったので諦めてゴール。(このとき自分の探査に含まれていなかった④であれば近かったので全探できたと残念)

<3.5MHzまとめ>
◎ループの指向性はシャープではないので方向を特定するのは難しい。
◎サイドがよく切れて方向決定に使えたが、電波が弱いとノイズや周囲の影響をうけて誤差があった。
◎3.5MHzは地形の影響を受けにくいはずが弱い信号時に谷間や山の影響を受け方向が異なった。
◎垂直ロッドとの位相合成の前後比はどこでも間違いなく判別してくれたが、カージオイド特性のヌル点がうまくでなかった。

→試作機の今後の課題
(1)カージオイド特性の改善(垂直ロッドの長さ、位相差調整など)
(2)受信感度の改善
(3)電子コンパスからのマイコンノイズ低減→受信機と一体化へ
(4)縦型の地図でも固定できるように地図ホルダーを改良



★145MHz
前項と同様に図を参照。アンテナはフルサイズ3エレ八木。受信機はコネクタの接触不良で感度が悪いときがあった。

144MHz方探

A点...スタートは前日のゴール地点だった。A点では受信機の不調のせいか各信号が弱くて方向が掴みにくかったが、②と⑤は山の北西部となる裏側、①は聴こえなかったので山の北側だろうと想定した。まずは、1番よく入っていた③のあるB点方向の展望台へ向かった。

B点...途中で電波が強くなったので展望台で方向確認して③を発見。そこから①方向を確認したところ山の北東部くらいが強かった

C点...①方向は変わらず

D点...想定ポイントあたりで電波が強力になり①は北西方向とわかるが、あまりにも強いため橋の北側くらいの探索で時間を浪費。最終的にそこから少し離れた場所で①を発見

E点...残りは②と⑤。谷間の切れ込んだところで両方弱くて方向が掴みにくい。

F点...⑤が少し強くなる。方向が掴めるようになり、山にはいったところで⑤を発見

G点...最初のA点での方向探知の角度から山の上方向と想定したが、電波はあまり強くなかった。時間はまだ40分くらい残っていたが山の向こうのような気がしたのと前日の山登りがつらかったので諦めてゴールへ(結果的にはそのまま登っていても間に合っていた)


<145MHzまとめ>
◎3エレはビーム角も狭く方向が特定しやすので探索はやりやすかった
◎受信機の感度は高いはずなのにあまり聴こえず、触っているとよくなる時があったりでコネクタ接触不良の影響を受けた



→試作機の今後の課題
(1)受信機のコネクタ接触不良があったので事前に感度確認などができる発振器などを準備
(2)3.5MHzと同じCW受信回路なので、TXの周波数ずれにより手動チューニングが面倒。AM検波回路の搭載を検討
(3)電子コンパスの受信機への一体化
(4)エレメントの分解、可搬性の向上
(5)アンテナが大きいのでイヤホンが邪魔になることがあり。ワイヤレス化の検討


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