2026年03月

ARDFの練習会が近くの秋ヶ瀬公園で行われるということで参加しました。秋ヶ瀬公園は、家から近く、POTAでも何回か移動しており土地勘があるのでラッキーでした。80mバンドの練習ということだったので受信機をお借りして、QRPクラブでもお世話になっているJR1CHUさんに一から教えて頂きました。

最初は、FOX-Oという微弱波の送信機を探すものから。
写真のように配布された地図で赤印のついているところまで行くと電波が受信でき、そこから方向探知を行います。受信機を使って方向探知を行いますが、進むと電波が弱くなりなかなかみつけられません。聴いてみるとこの受信機は写真のループの赤色テープの方向が最大感度ということでした。これまで80mの受信機はカージオイドで切れ込むところが受信方向と思い込んでいたので大失敗(笑)

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その後は、順調に探し出せました。送信アンテナは、こんな感じです。短いので木陰に刺さっていたりすると発見が難しいです。
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次にクラッシック競技。今回は練習会なのでスタート地点で5台の送信波は受信でき、最初に電波の強さと方向で進むルートをあらかじめ決めます。地図は上方向が磁北ということなので方角補正は不要ということでした。今回は、初めてということで遠そう(電波が弱い)な②⑤はやめて、残りの①③④の3か所をまわりました。

この競技、無線の電波を聴いて方向を決めたりすることに加えて自分の位置もしっかり把握しないといけないので、とにかく忙しい。無線機も5か所から順番に電波が出るので混乱して、相当慣れないと回れない感じです。80mは反射などが少ないということもあり、なんとか3台を探すことができましたが、無線に気を取られていて自分がどこにいるのか分からなくなることが何度もありました(笑)

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送信アンテナは、FOX-Oと違って大型です。短縮コイルやラジアル線もあり、POTAの移動にそのまま使えそうな感じです
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最後に今回の練習会にはなかったのですが、試作機を持参していたので2mのビーコンだけ出して頂きました。ここで初めて気が付いたのは、2mのA2波は連続波でなく断続波ということでした。これは自分の大きな勘違いで、自作機で断続波を受信すると短点と長点でAGCの時定数から受信感度が異なり、Sメーターが安定せず、方向探知ができません。そしてAMラジオ用なので信号の強弱を自動補正するようになっているのでこの用途には向いていません。連続波であれば、Sメータとトーンではっきりわかるのですが...
また、同時に中華製品も使わせて頂いたのですがやはり全然受信した感じが違って探知しやすかった。

ということで、これは受信機を設計変更しないとダメということが分かりました。
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今回の練習会は、楽しくて非常に得るものが多かったです。関係者のみなさまには御礼を申し上げます。

やはり自分で体験してみないとダメですね。Xで見て頂いているJI1SUWさんにRFエキスパート社の製品の資料も教えて頂いたので新たに作ってみようと思っています。

しかし、今から設計をやりなおして今シーズンに間に合うのか....(笑)


アンテナアナライザーの修理品を受け取りました。症状は、写真のように端子を開放でもSWRが0の表示のままになって測定できないというものでした。この例は、前にも1台ありました。

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原因は、マイコンのEEPROMのデータがノイズか何らかの影響で書き変わってしまったもので、10MHzの周波数校正データーが想定外のものに変更されています。そのため、下の写真では,100MHzの測定時には本来IFが455kHzですので99.545MHzとなるところが、85MHz付近になっています。

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この現象がでると誤ったデータがEEPROMに記録されているので、一旦初期化して、再度プログラムを書き込むことで復旧することができます。

前にあった同様の故障例では、故障品を引き取りプログラム書き換え後に評価のため、自分用に使用していますが、1年以上再発していないので稀な偶発的なことで発生する不具合と推測しています。

既にかなりの台数を頒布しているため、同様の不具合でお困りの方がもしおられましたら、書き換え対応しますのでお手数をおかけしますが、お知らせ頂くようお願い致します(メールは、私のコールサイン@jarl.com)。

なお、本件についてはこちらへの送料はご負担頂きますが、修理、返送費用は無料で対応致します。


ハムフェア2026の出展概要が公開されました。

昨年、200万円ほど黒字化したということで出展料が下がることを期待していましたが、クラブ出展費用(JARL会員、1小間、シテムパネル付きプラン)は、39,600円→ 42,600円と1割程度の値上げとなっています。理由は、資材費・人件費の上昇ということですがビジネス出展費用は昨年と同じ??です。入場料は変えるのは難しいことは理解できますがクラブ出展者のみ負担する決定は非常に残念です。仮に3,000円の値上がりが170ブースとしても50万円ほどの負担ですが、昨年の黒字を考えると本当に値上げする必要があるのでしょうか。値上げすると出展者が少なくなり、収入も減る(支出は変わりません)ことになるのでそのあたりを考えて欲しいところです。

ここでクラブ出展者数をみてみましょう。コロナ前は,190程度でしたが、2023年に大幅な出展費用の値上げで145と落ち込みました。その後、会場を変更して値下げされたことにより昨年は168まで増えてきたところです。これまでのデータをみると値上げは確実に出展者数に影響を与えています。今年はどうなるか不明ですが....

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ここで、ハムフェアの費用構造はどのようになっているのかおさらいすると過去の記事のように約3,000万円かかる費用のうち出展者が2/3の2,100万円を負担、そして入場料収入は900万円程度となっています。

また、なぜクラブ出展費のみを値上げとなったのか疑問です。ビジネス出展の収入は1100万円、クラブ出展者からの収入は1000万円程度ですのでそんなに変わりません。イベント興業屋が値上げしたのであれば均等に負担してもらいたいところです。

さらに、昨年の支出ではこれまでなかったJARL役員食事会、海外来訪者との懇親会費用、役員の交通宿泊費が追加で計上されているので、この分を減らす努力をすべきではないでしょうか。

最後に我々のクラブもアクティビティが下がってきたのと費用負担が大きいことで今年のハムフェアの出展はこれから検討となりますが、先述のように納得いかないことが多いですね


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