2025年12月

大晦日になりました。今年も本ブログを見て頂きましてありがとうございました。

毎年、年末に書いている今年の無線活動のまとめです。同じことばかりやっていると飽きるので来年は、少し新しいこともやってみたいと思います。来年もどうぞよろしくお願いします。

1.Youtubeパートナープログラムへ参加
 Youtubeパートナープログラムへ参加するためには、チャンネル登録者数(1000名以上)と1年間の総再生時間(4000時間)を最低クリアする必要がありハードルは高かったのですが、動画作成方法を勉強したり企画を見直しながら週2本の動画UPを続けて半年で達成することができました。
 しかし、Youtubeの収益は動画作成時間に対して悪く、特にアマチュア無線という斜陽の分野では自分の場合は時給50円にもならなかったので、収益化達成後は動画作成はやめてしまいました。とはいえ、Youtubeは自作品頒布の広告手段にもなるので、来年はもっと短時間で動画を作れるようにしてがんばってみたいと思います。

Youtube


2.アマチュア無線イベント出展
 昨年と同様、各地に行って製作品の頒布やフォロワーの皆様と交流を図れました。製作品の性能も安定してきたので、来年は、自作愛好家の方向けにキット化も図っていきたいと思います。
 私が出展した今年のイベントは以下となります。毎回多くの方に来て頂きましたありがとうございました。

2月:ちばハムの集い
5月:電波文化祭サイクル4
7月:関西アマチュア無線フェスティバル
8月:ハムフェア
9月:北海道ハムフェア(講演)
10月:東海ハムの祭典
11月:府中市民文化祭(講演)
12月:電波文化祭サイクル5

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3.無線移動運用
 今年の目標として、POTAで①全都道府県ACTと②700公園のACTを今年の目標にしていましたが、両方とも何とか達成でき、旅行と無線を楽しめました。
 だんだん簡単に回れるところが少なくなってきたので、来年は離島をまわったり、CW運用を増やしたいと思っています

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All prefectures 2025-12-18

ACT700 2025-11-20 182118


20年くらい前に製作した7球受信機。数年前に電源を入れたら全く聴こえない状態になっていました。真空管交換やスイッチ接触不良など簡単にチェックできるところは修理を試みたのですが原因不明でした。今回はじっくり調査してみました。

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回路図はないと思っていたのですが、PCを探すと奇跡的ですがありました。もともとコリンズの51S-1を参考にしたダブルスーパーで、Qマルチなどは9R59Dの回路を参考にしています。


Tube101 Circuit diagram

修理手順です。

①AFアンプは、アンプ入力を指で触ってハム音がでるのでOK

②局部発振器とVFOの発振をスペアナで確認します。→OK

③アンテナ端子にSGを接続して入力に7MHz -40dBm程度の信号を入れます。高周波増幅からスペアナで各部のレベルをチェックしていきます。高周波増幅、ミキサー出力、IF入力までOK。IFアンプも1段めは増幅していたので、2段目か検波部分が問題のようです。

④IF2段目の真空管の電圧をチェック→OK

⑤回路をみるとカソード側のVRが影響ありそうなのでチェック→断線してました
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交換したところ復活できました。このVRはスピーカーの裏側でこれまでの修理では見えなかった部分だったのでこれまでチェックしてなかったところです。今回は回路図が発見できたのでスピーカーを外して修理できました。

真空管、やはりいいですよね。安っぽいセラミックフィルターの半導体受信機なんかよりIFTを通して検波した音はなんとなく深みがあります。パネルの上を触ると結構発熱もあり、猫さんも寄ってきました。夏は使う気はしませんが冬の間は楽しみたいと思います。
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参考までに製作したころの動画を以下にあげておきます。音質など見て頂ければ幸いです。






昨年末に今年の目標としていたものにPOTAでは都道府県コンプリートがありました。
夏ごろにまだ10県くらい残っていましたが、10月に東北全県+新潟県を一気にまわったことで残りは佐賀、長崎のみとなっていました。12月は忙しく今年は無理かと思ったのですが、大阪から東京に戻る途中に寄れないか検討してみました。

大阪から長崎への飛行機の便はあまり良い時間がなく、昼過ぎに現地着のJAL便を余ったマイルでとりあえず予約。次の日の格安(6k円)の長崎→成田のJetstar便は午前発と駆け足になりました。レンタカーは、ニコニコで24時間5k円とこれも安く借りれました。

今回のルートです。赤丸が長崎空港になります。長崎空港は大村湾の埋め立てになりますが、滑走路の西側にもPOTA対象公園があるではないですか。最初ここから運用しようと調べたのですが、太陽光発電や保安施設があり、残念ながら一般の侵入路は閉鎖されているようでした。

計画は、空港でレンタカーを借りて、まずは、①佐賀県のJP-1709でACT後に長崎県の②~⑤を、そして翌朝空港に行く前に⑥に寄るというものです。長崎市内は紫の丸になりますが、昔仕事で何度も来ていることもあり、今回は寄らずに宿も諫早市にとりました。
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①jp-1709 多良岳県立自然公園、JCC4107佐賀県鹿島市
エリアの広い山岳の県立公園では、駐車場があるダムや川などが移動ポイントになります。今回は中木庭ダムまでいって運用しました。午前中は土砂降りで天気が気になりましたがちょうど青空が見えてきて風もなかったので助かりました。運用は14時前だったので今回はハイバンドからと思ったのですが、40mで関東もよく聴こえていたので初日は40mのみでACTできました。IMG_0102

運用開始時のPSKR。13時台では珍しく関東まで伸びていた
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②jp-1717 多良岳県立公園、JCC4205長崎県大村市
来た道を引き返して今度は長崎側の萱瀬ダムの展望駐車場で運用しました。
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中木庭ダム
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③jp-1722 島原半島県立自然公園、JCC4213長崎県雲仙市
地図をみると雲仙がみえる展望台も自然公園の一部になっていたので駐車場から運用しました。残念ながら雲で雲仙岳はみえませんでしたが、ロケはばっちり。運用していたら、大型の3輪バイクが隣に来ました。よくあるパターンですが昔無線をやっていたというおじさんと楽しくお話ができました。
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④jp-1718 野母半島県立公園、JCC4201長崎県長崎市牧島
橘湾の牧島にわたり島の漁港から運用しました。

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⑤jp-1726 長崎県立総合運動公園、JCC4204長崎県諫早市
宿のある諫早に戻り、市内の運動公園から運用しました。6時くらいまで明るいので東京とは1時間くらい日没が遅い感じです。夜の40mは関東では近距離がスキップしているせいか、これまでで一番呼ばれました。常に10局以上からコールされていた感じです。久しぶりにフィリピンのDV1Kも呼んできてくれました。夜ご飯は、長崎ちゃんぽん、そして宿の温泉と楽しめました。
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⑥jp-1720 大村湾県立自然公園、JCC4204長崎県大村市
翌朝、7時前に宿を出発してレンタカーを返す前に空港から北方向の公園エリア内から運用しました。40mは好調だったのですが、近くでものすごく強力な和文CW局がでておられたので、今回の移動では初の30mへ。さすが、欧州方面はよく飛んでいたようで9Aなど数局から呼ばれましたが、業務無線と思われるパルスのQRMがあり受信は厳しく交信までいきませんでした。20mも関東から呼ばれて予定通りACT完了して空港へ向かいました。
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最後に今回の交信のまとめです。
無線機WVU-604F+5Wアンプ、マルチバンドロッドアンテナ2m長でした
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★目標のアワードも頂きました。弱い信号にもかかわらず、多くの局に呼んで頂けました。大変ありがとうございました。
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12/7 入間市の電波文化祭にAKCで出展しました。

私は、初回から参加していますが、今回は過去最大の参加者数でおそらく500名程度は来られたと思います。出展ブースが多かったこともあり、午前中あまりの人の多さにびっくりしました。

これまでのアマチュア無線イベントと異なり、製作系のブースが多く、基板メーカーなどの出展もありました。また、会場内でLT(ライトニングトーク)や基板を集めると完成するユニークなアイデアのスタンプラリーなどイベントが進化していると感じられました。

我々のAKCのブースも電波文化祭1~3回目までは私一人で参加していましたが、今回は過去最大の6名で参加となりました。以下、私たちのブースの写真です。

まずは、JA5FP(光通信システム)、7M2SIA(自作トランシーバー)の展示
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●JA6IRK局の頒布品:人気のパドルやアンテナなど
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●JL1VNQ局の頒布品:なんと135kHzのトランシーバーキットがありました
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●JJ1RUX局の頒布品:これも人気の3Dプリンターの製作品
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●7L4WVUの頒布品:FT8トランシーバーやパドルなど
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イベント後は、入間牛が食べられるハザマ・ダイナーで忘年会を行いました。とても美味しくてよいお店でした。

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最後に今年最後のイベントも無事終了しました。私が出展した今年のイベントは以下となります。毎回多くの方に来て頂きましたありがとうございました。

2月:ちばハムの集い
5月:電波文化祭サイクル4
7月:関西アマチュア無線フェスティバル
8月:ハムフェア(有明)
9月:北海道ハムフェア
10月:東海ハムの祭典
11月:府中市民文化祭
12月:電波文化祭サイクル5



hamlife.jpにJARLの第83回理事会報告の記事があり、ハムフェア2025の開催結果報告として、2024年の「ハムフェア2024」は約210万円の支出超過(赤字)であったが、2025年の「ハムフェア2025」は約200万円の収入超過(黒字)と大幅な収支改善が実現したと記載がありました。

自分はJARL会員なので会員ページからこの資料をみてネットで拾った資料から自分なりに内容を理解するためにまとめてみました。項目や内容などについては、自分の推測も含まれているので絶対正しいわけではありませんのでご注意願います

①ハムフェアの収入について
 まず、毎度ハムフェアの入場者は、延べ4万人とかアナウンスがあるのに対してどう見ても少ないと感じていましたが、今回ようやくみえてきました。実際に現地で入場券を購入したのは、3,604名(4.2M円)で、事前ネット購入金額も4.5M円ということから、入場券を購入したのは約8,000名程度であることがわかります。もちろん出展者で数名分の入場券も含まれているのでこれらを1000名としても1万人以下のイベントであったことが分かります。
 また、収入は下のグラフのように全体の収入30M円程度のうち、出展費用が2/3を占めています(ビジネス11.9M、クラブ8.7M)。つまり大半は出展者からの費用で運用されているイベントであるということです。ここで今年の収入は、昨年と比較するとクラブブースと入場者が増えたことで2.2M円の増収であったことがわかりました。


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②支出について
支出について、今回は事前の説明会がなくなった(自分が前から提案していた件)ことで会場装飾関連費が3M円安くなっています。そしてアイボールパーティがなくなった分も安くなっており、関係者の努力がよくわかりました。大変ありがたいと思っています。

しかし、昨年より支出が増えていたり、少し気になる項目もありました。規定通りなのかも知れませんがこのあたりは再考して欲しいところです。

委員宿泊1.3M、食費0.1M、役員食費0.36M、役員他交通費189k、景品サンプル227k、自作コンテスト交通費食事61k、海外食事会121k、手土産20k。。。

私は、以前からハムフェアの出展料が馬鹿高いと言っているのですが、こういう費用も負担させられているとは思いませんでした。今回の収支プラス分2M円と役員交通宿泊費、食事会などを削ればさらに1M以上は余裕ができます。

<改善提案>
★理事会をハムフェア期間にあわせることで交通宿泊費を低減できないか?
★役員食事会は必要?企業でも自社内食事会は自己負担が基本になっています
★海外食事会は、会費制ではいけないか(お客様との会食でも会費制が増えています)
★自作コンテストは審査委員などの食費会より、応募作品の返送料を負担して欲しい(現在は作品返却費用は、応募者負担になっているので応募作品が増えない理由のひとつとなっている)


クラブ出展は、今年は168ブースだったので、3M円あればクラブの出展料は、一律 2万円近く安くできるのではないでしょうか。そうなると出展者もさらに増えます。出展者が増えると入場者も増えますのでJARL関係者には検討をお願いしたいです。

支出b






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