2024年09月

表示が簡単に成功したので、本日は、秋月のSi5351発振器モジュールを追加して発振プログラムができるかテストしてみました。

まずは、ChatGPTに以下のようにお願いしてみました。

rp2040 arduino si5351で50MHzを発振させて、ssd1306で周波数を表示するプログラムを作って

本当にいい加減ですよね。もし、このお題で会社で部下に指示をする場合、手書きで各モジュールの接続を書いて、表示イメージとかも図示し、参考プログラムはこれを見てなんて準備します。おそらく説明だけでも1時間のミーティングくらい必要と思いますが。。。

さて、AIだと回答は1秒くらいで完了しています。

1. 必要なもの

  • RP2040(Raspberry Pi Picoなど)
  • Si5351(クロックジェネレータモジュール)
  • SSD1306 OLEDディスプレイ(I2C接続)
  • 配線用ジャンパーケーブル
  • Arduino IDE
  • ライブラリ: Si5351用、SSD1306用のAdafruitライブラリ

2. 必要なライブラリのインストール

  1. Arduino IDEで、「Sketch」 → 「Include Library」 → 「Manage Libraries...」を選択します。
  2. 以下のライブラリをインストールします。
    • Si5351 (Etherkit Si5351)
    • Adafruit SSD1306 (Adafruit SSD1306)
    • Adafruit GFX (Adafruit GFX Library)

3. ハードウェアの接続

  • Si5351RP2040 と接続:
    • Si5351 SDA → RP2040のSDAピン(GPIO 4、または選択したピン)
    • Si5351 SCL → RP2040のSCLピン(GPIO 5、または選択したピン)
    • VCC → 3.3V
    • GND → GND
  • SSD1306RP2040 と接続:
    • SSD1306 SDA → RP2040のSDAピン(Si5351と同じSDA)
    • SSD1306 SCL → RP2040のSCLピン(Si5351と同じSCL)
    • VCC → 3.3V
    • GND → GND

いつもながら見事です。配線してプログラムを早速コピペして書き込みましたが、表示はするもののPLLの出力はでませんでした。プログラムをみると下の赤文字部分が周波数を50MHzとするところが500MHzになっています。ULLは1/100なので一桁減らすと無事出力がでました。AIはこのあたりは正確そうなのですが馴染みがないのでしょうかね(笑)

// Set CLK0 to output 50MHz
si5351.set_freq(50000000000ULL, SI5351_CLK0);
si5351.output_enable(SI5351_CLK0, 1);


GYRwkJbakAIaOfV

こうなると自分で解決しないといけないのでプログラム知識ゼロでは厳しいかも知れません。

でも、こんな説明で瞬時にプログラムを作ってしまうなんて、ダメ上司に天才部下という感じですよね

上記のプログラムは、同じ質問を投げれば簡単に得られますのでここでは省略します






AI活用方でプログラムというのがありますが、新聞で詐欺サイトをAIで作成したというのもありましたが本当かなと疑っていました。

ちょうど今年のイベントも終りに近づき、陳腐化してきた頒布品もリニューアルしようと考えていることころなので、面倒なプログラムをAIで作成できたら開発期間が短縮できそうです。

今回は最初の一歩ということで、まずは、お馴染みのChat GPTで試してみることにしました。

しかし、プログラム作成をどうやってAIに依頼すればよいのか分かりません。ダメもとで、以下のように書いてみました。

rp2040とSSD1306を使ってarduinoで「7L4WVU」と表示するプログラムを作ってください

正直、驚きました。瞬時に詳細な回答がでてきます。
以下、回答の抜粋です

準備

  1. 必要なハードウェア

    • Raspberry Pi Pico(RP2040)
    • SSD1306 OLEDディスプレイ(I2C)
    • 必要なジャンパーワイヤー
  2. ライブラリのインストール

    • SSD1306を制御するためにはAdafruit SSD1306Adafruit GFXライブラリが必要です。
    • Arduino IDEを開き、「スケッチ」→「ライブラリを管理」からAdafruit SSD1306Adafruit GFXライブラリをインストールしてください。
  3. ハードウェア接続

    • SSD1306のI2C通信をRP2040に接続します。
    • SDA → PicoのGPIO 4
    • SCL → PicoのGPIO 5
    • VCC → Picoの3.3V
    • GND → PicoのGND

すごいです。マイコンのピンアサインとかも条件をつけてくれています。このままボードで配線すればよいですね。

プログラムも作ってくれました。コピペも簡単にできます
スクリーンショット 2024-09-24 054936

実際に配線してライブラリとか追加してArduino IDEで書き込むと動きました。ボード配線含めてここまで僅か数分です
IMG_2959



また、親切にもプログラムの説明や動作まで書いてくれています。このままブログ記事や取説にできるレベルです。驚きました

プログラムの説明

  1. ライブラリのインクルード

    • Wire.h:I2C通信を行うための標準ライブラリ。
    • Adafruit_GFX.h:グラフィック処理を行うためのライブラリ。
    • Adafruit_SSD1306.h:SSD1306 OLEDディスプレイを制御するためのライブラリ。
  2. ディスプレイの初期化

    • display.begin(SSD1306_SWITCHCAPVCC, 0x3C):ディスプレイの初期化を行います。0x3CはSSD1306ディスプレイのI2Cアドレスです(異なる場合もあるので、デバイスに応じて変更してください)。
  3. テキスト表示の設定

    • setTextSize(2):テキストのサイズを2倍に設定。
    • setTextColor(SSD1306_WHITE):テキストの色を白に設定。
    • setCursor(0, 0):カーソル位置を(0, 0)に設定し、左上から表示開始。
  4. テキストの描画

    • display.println("7L4WVU"):ディスプレイに「7L4WVU」という文字を表示。
    • display.display():ディスプレイに描画内容を送信し、実際に画面に表示。

動作確認

  • このコードを実行することで、SSD1306 OLEDディスプレイに「7L4WVU」というテキストが表示されます。

新聞とかでよくみる将来プログラマーとかが要らなくなるというのはこういうことなのですね。もちろん複雑なものはつなぎ合わせるソフト技術が必要となるのでしょうが、ブロック毎に作成してもらうと大幅に時短になります。

しばらく、いろんなプログラム機能を試してみたいと思います。

しかし、ますます頭を使わなくなりますね~(笑)










★予約受付を終了しました。残っている分は当日頒布しますのでよろしくお願いします
(追記 9/25:多くのお申込みありがとうございました。メールを頂いた方全てに返信済ですので未着という方がおられましたらお知らせください)




9月29日(日)10:00~16:30岡谷鋼機名古屋公会堂*(名古屋市公会堂)名古屋市昭和区鶴舞一丁目1番3号 (会場アクセス:外部サイト)で開催される東海ハムの祭典2024アマチュアキットクリエイターズ(AKC)でJA6IRK局と参加します。


私(7L4WVU)の頒布品は、混雑と先に入場している他出展者のフライング対策として以下のとおりメールでの事前予約に基づいた頒布を行います。

★メールの件名は、「東海ハムの祭典頒布品の予約希望」として、私のコール@jarl.comへ
9/21(土)のPM8時以降にメールを送付お願いします。(それ以前のメールは受け付けません)

★メール本文には以下を記載願います。
 1)希望頒布品名
   パドルの場合は、色と右打ちか左打ちかも記入お願いします
 2)コールサイン、氏名
  
★メール受付先着順で結果は2日以内に全て返信します。頒布可能な場合は予約番号、先着順で残念ながら今回予約できなかった方についてもメール返信致します。


★郵送での頒布は受け付けておりません。
★予約されていて今回引き取りに来られない場合は自動的にキャンセルとなります。
★おつりが要らないようにご準備お願いします


★頒布品のお渡し時間は、基本的にイベント当日の12~14時にお願いします(他の時間でも空いていましたらお渡し可能ですのでお声がけください)。予約の品名とメールでお伝えした予約番号をお申し出ください。また、釣銭が要らないようご準備頂くと助かります

★ブースは、2階 第2集会室です
スクリーンショット 2024-09-16 085843


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頒布品(頒布品と台数は、現在製作中のため変更の可能性があります)

FT8トランシーバー(WVU-604F3 電池内蔵充電式)頒布価格 7MHz LPF付き 16k    完成品→品切れとなりました

これまで頒布してきたF2タイプを送信出力0.5➡1W、電池容量を1000mAH➡2400mAHに変更したモデルです。出力が1WとなったためLPFは新たに添付の7MHz用のものを製作しましたが他のバンドはまだ製作していませんのでお急ぎの方は自作か中華キットのものをご使用ください(これまでのものは最大0.5Wでした)。コンパクトで軽量なのでPOTAやSOTAでもコンディションやアンテナ次第で楽しめると思います。(免許申請用の系統図などは取説を参照してください)

★取扱説明書はこちら
GHA_vWkbMAAtchi


5W 送信アンプ(人柱版 WVU-604F3用) 頒布価格 6k →当日1台頒布します
スクリーンショット 2024-08-18 043140



●WVU式 POTAロッドアンテナ(POTANT 7)頒布価格 11k →品切れとなりました

取扱説明書 
GVporLjW4AENLAr


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公共交通機関を使ったウォーキングで公園移動がきるコンパクトなアンテナを探していたときに簡単にバンド変更ができるGAWANTをもう少し飛ぶようにならないかと試行錯誤を繰り返して考案したアンテナです。10Wでも使用でき、内蔵のレベル計でチューニングができますのでSWR計なしで簡単にQSYができます。300か所以上の公園で実験運用を行い、コンディション次第ですが0.5W (主に7MHz FT8)でも80回以上のPOTAアクチベーション(一か所で10局と交信)に成功しています。

主な特徴
 ー周波数:7~28MHz
 ー送信10W仕様(真空管ラジオ用のエアーバリコン使用)
 ー簡単にチューニングできるレベル計内蔵(メーターは四角タイプは少し感度が悪く,10Wで半分程度
  の振れになります)

 ーロッドアンテナは2m長
 ー三脚に固定可能。
 ーコネクタはBNC-J
 ★ラジアル線(1/4波長)、同軸ケーブル、パッチンコアなどはご準備頂く必要があります。
 ★飛びは普通の短縮ロッドと同程度と思います
 ★送信中はロッドアンテナ、バンド切り替えSWなど金属部分に絶対に触らないようにしてください(感電します)



アンテナアナライザー(TE-2101)  頒布価格 12k →当日5台頒布します

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●QRP進行反射電力メーター(WVU-43) 頒布価格 7k 完成品→当日1台頒布します
高周波エンジニアの皆様が愛用している米国バード社の43型電力計に少し似た進行反射電力計です。SMAコネクタでQRP用、フルスケールは、1W,10W切替可能です
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●Ashi Paddle 45 (2021バージョン) 4k  完成品→当日頒布します(赤2台、青3台)

SOTA,POTAで今でも人気のあるAshi PAddle。これまでのPLA素材で夏場の高温での変形などがあったため頒布を中断していましたが、新しい3Dプリンターを導入してABS素材で製作しています。
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●Ashi Paddle 45 (2022バージョン) 完成品 4k  →当日頒布します(赤2台、青2台)
最近は、北米のPOTA,SOTA愛好家の間で人気になっているモデルです。光造形の3Dプリンターで製作しています。
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●中波用バリコン 新品 アルプス製   1k  →当日4個頒布します

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300pFと150pF(おそらく)のバリコンです。真空管ラジオやアンテナカプラーなどの自作にどうぞ!















昨日、AKCの飲み会で秋葉原に行ったついでに秋月電子の2階を覗いてみたところ、GPS walkerが1000円で販売されていたので買ってみました。POTAなどで移動した後でブログにあげるのにちょうどよいかなと。

しかし、対応OSは、Windows 2000,Xpなどとこれかなり古いので使えるのか??。まあ、1000円だし、MP3プレーヤーとFMラジオもついているので。
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この手のものを使ったことがないので、クイックマニュアルを軽く読んで犬の散歩のときに持って歩いてみました。外に出ると結構受信できています。

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さて、データをどう表示するのか分からなかったので製造元のHPをみて検索したところマニュアルなど見つかりました。

DLサイトは、こちら

読んでみるとGoogle mapにKMLファイルで書き込むようです。先のサイトからMINI LINKというソフトをインストールしたところ、散歩したときのKMLファイルがPCに取り込むことができました。

そしてGoogle mapのマイマップにデータをUPLOADすれば上手く表示できました。マイマップのデータの上げ方はこちら

ログ取得間隔を2秒に設定したため細かすぎるデータになってしまいましたが歩いたところが分かります。

このあたりは間隔を広めにして、移動速度が遅い時にはログを取らない設定などもできるようなのでPOTAやウォーキングの記録などに使えそうです。

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以下は、山梨県を車でPOTA移動したときのものです
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ハムフェアでAKCのブースにSOTAのアクティベーターのJG0AWEさんが来られ米国Elecrat社のKH1の実物を初めてみせて頂きました。コンパクトなボディに片手で持ってマルチバンド運用ができる素晴らしい装置でATUまで内蔵していて自分の自作レベルでは作れないような装置でした。

彼は私のAshi paddleのヘビーユーザーでKH1の付属のパドルが使いにくく冬山でグローブをしたまま打てるパドルができないか依頼されました。KH1オプションのパドルも触らせて頂いたのですが、非常に小さくできているのですがバネ反発構造からあまりよい感覚ではありませんでした。前に他の方からも依頼されていたこともあったので使いやすいパドルができたらお役に立てるかなと思い考えてみることにしました。

まず、ネットで調べてみるとKH1は海外では超人気機種ですが、パドルは不人気からか自作されている方も結構おられることが分かりました。これらが紹介されている動画を見るとパドルの横揺れが問題になっていることが分かります。



まずは、Ashi Paddle 2022にそのまま3.5mmプラグをつけて使えないか考えました。パドルの指示が3.5mmプラグしかないので横揺れと回転方向に力が加わりパドルのプラグ固定部分もしっかり取り付ける必要がありそうです。動画ではパドルが長いほどかなり横揺れも大きい印象がありますので、どのくらいの横揺れがあるかみてもらおうと試作をAWEさんに送付したところ、つまみが干渉して固定できない(写真)とコメントがあり、KH1の現物を送って頂きました。こういうものを現物なしで設計するのは無謀ですね(笑)
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KH1が届き、まずはツマミ部分が干渉しないようにテーパー状に設計をして3.5mmプラグの取り付け部を何度も試作しました。KH1には上蓋があり閉めたときに干渉しないように位置決めも結構難しいところです。

試作品の動画です。とりあえず使えそうな感じになりました。


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