2024年08月

ハムフェアでは、大勢の方にAKCブースに来て頂きました。誠にありがとうございました。

これまでの開始時の大混雑や出展者の方がフライングで開始前に列を作られたので、今回はその対策として初めて予約制を導入しました。うまく行くか心配でしたが混雑もなく予約品の引き渡しや当日頒布もスムーズにできてよかったと思います。

1.ブースと頒布品
抽選会をサボって指定されたのがイベントコーナーの前だったので騒音を心配していましたが、今回は音楽イベントがなかったこともあり、ほとんど気にならなかったです。

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私の当日の頒布品。アンテナアナライザーは今回も人気がありましたが、3年くらい頒布しているので少し落ち着いてきた感じです。しかし、POTA人口の増加に伴い移動用アンテナやFT8トランシーバーが人気が出てきたようでした。

また、小型の電鍵がYL局に人気です。今回も3人のYLさんにご購入頂きました。
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最近は開発をサボっていることもあり、頒布品が毎年同じようなものになってきました。9月末の東海のイベントが終わったら一旦頒布をやめてリニューアル設計を行いたいと思います。

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2.購入したもの
あまり細かくみる時間がなかったのですが、入手が難しくなってきたRFトランジスター、ゲルマニウムダイオードなど目についたものを購入しました(笑)
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そのほか、POTAのブースでドネーションにもなるということでカップも(^^)
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3.来年のハムフェアへ提案
今回、空いた時間に各ブースを回ったのですが、全てを順番に見て回ると大変時間がかかるので、Maker faireのようにジャンルごとの並びになれば興味のあるところを中心に効率よく回れるとよいと思いました。高齢者も多いので是非検討頂きたいです。

これに合わせて、かなりお金がかかっているようにみえる説明会もやめたらどうでしょうか。出展ジャンルを出展希望者から申告してもらい、主催者でブース位置を決めれば抽選会は不要です。説明会は、ネットで資料をアップ頂き必要であればオンライン説明会でよいと思うのです。


4.その他
AKCの飲み会は新橋の台湾中華で。ハムフェアは見るのも楽しいのですが、仲間と出展してみると楽しさが10倍くらいになります。さらに頒布したりするとさらに10倍楽しい。

今回見るだけだった方は自分が興味のあるクラブなどにコンタクトを取って来年は出展者ででられてみてはいかがでしょうかー

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私の頒布スケジュールは前にお知らせしているとおりです。
本日もどうぞよろしくお願い致します。

★ブースC-87
●12時~14時:予約分の引き渡し
●14時~   :通常頒布(予約なし)


14時以降の頒布品については初日分は品切れとなりました。
本日分として追加で持って行くものは以下の通りです。


★<25日 14時~頒布品>

1.FT8 QRPトランシーバー

WVU-604F 1台 @11k(外部電源供給 300~500mW出力。7/10MHz用LPFフィルター添付)

2.アンテナアナライザー
TE-2101C 8台 @12k

3.モールス練習セット 1台 @3k

4.エアバリコン 2個 @1k

5.POTANT-7 移動用アンテナ 3台 @11k
今回メーターは丸形でなく四角のものです
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6.POTANT-7(LP) 移動用アンテナ
 1台 @6k
POTANT-7のローパワーバージョンです。メーターはありません

 ー周波数:7~18MHz
 ー送信 最大2~3W程度(ポリバリコンを使用)
 ーロッドアンテナは2m長
 ー三脚に固定可能。
 ーコネクタはSMA-J
 ★ラジアル線(1/4波長)、同軸ケーブル、パッチンコア、三脚などはご準備頂く必要があります。
 ★送信中はロッドアンテナに絶対に触らないようにしてください(感電します)

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ハムフェアの私の頒布スケジュールは前にお知らせしているとおり、以下の通りです。

●12~14時:予約分の引き渡し
●14~   :通常頒布(予約なし)

14時以降の頒布品については以下のものを予定していますので興味のある方はブースにお越しください。

★<24日 14時~頒布品>
1.FT8 QRPトランシーバー
WVU-604F 5台 @11k(外部電源供給 300~500mW出力。7/10MHz用LPFフィルター添付)
WVU-604F3 1台 @16k (リチウム電池内蔵、充電式。1W出力。7MHz LPF添付)

2.5W 送信アンプ(人柱版 WVU-604F3用)4台 @6k

3.QRP 進行反射パワーメーター 
WVU-43 1台 @7k

4.アンテナアナライザー
TE-2101C 10台 @12k

5.Ashi Paddle 2021 5台 @4k

6.モールス練習セット 2台 @3k

7.エアバリコン 3個 @1k



★<25日 14時~頒布品>
上記の売れ残り品に加えて以下を準備しています

1.POTANT-7 移動用アンテナ 3台 @11k
今回メーターは丸形でなく四角のものです
GVporLjW4AENLAr


2.アンテナアナライザー
TE-2101C 8台 @12k

3.エアバリコン 3個 @1k

8/14(水)。先週になりますが18きっぷで栃木県をまわってきました。

今回のルートは、以下のとおりです。始発で出発して、涼しいうちに岩舟駅周辺の公園3か所をウォーキングでまわった後、宇都宮周辺2か所をまわる計画でした。しかし、コンディションが悪く岩舟駅で1時間の電車待ちが発生したため時間切れで宇都宮はグリーンパーク1か所となってしまいました。

新座ー岩舟駅
●JP-1141 みかも山公園、JCC1503栃木県栃木市
●JP-1133 唐沢山県立自然公園、JCC1504佐野市
●JP-1132 太平山県立自然公園(栃木県)、JCC1503栃木市

岩舟駅ー宝積寺駅

●JP-1138 鬼怒グリーンパーク、JCC1501宇都宮市
宝積寺駅ー宇都宮駅-新座

スライド2


①JP-1141 みかも山公園
JR小山駅で両毛線に乗換えて岩舟駅で下車。田んぼが広がる駅で遠くに三毳山がみえるので西に1時間歩きます。予報では気温30度くらいだったのですが湿度が高くて朝7時なのに歩くと汗がぼたぼたと落ちていきます。よく調べなかったのですが温泉経由のバスもあるようです

岩舟駅
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正面が三毳山
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運用はハーブガーデンの横の園内作業用の道路脇で
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②JP-1133 唐沢山県立自然公園
三毳山から北へ1時間歩きます。一番近いエリア内に入ったところで運用しました。
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③JP-1132 太平山県立自然公園
先の運用地点から東へ1時間歩きます。太陽が昇って気温も37度近くの厳しい暑さです、日陰のない田んぼのまっすぐな道を岩船山をめざします。
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ここでのACTはコンディションが悪くて、久しぶりに1時間くらいかかってしまいました。また、あまりの暑さに無線機のケース(PLAなので50度位で変形する)が変形、幸い交信には問題なかったのですが充電が使えなくなりました。しかし、恐るべし暑さです
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④JP-1138 鬼怒グリーンパーク
宝積駅から徒歩25分、車の多い4号線に沿って歩きます。川沿いの公園で木陰があったので涼しく運用できました。
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宇都宮駅で疲れてしまい、中央公園はやめました。おなかもすいてきたので駅で餃子と佐野ラーメンを食べたのですが、帰宅後に車を運転する予定があったのでビールなしですごく残念でした。。。
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WVU-604F2,F3で使用できる7MHz 5W出力のアンプ(ケース付き)を製作しましたのでハムフェア(AKCブースで14時以降)で人柱版として若干数ですが頒布します。人柱版なので免許申請などご自分ででき、ある程度知識のある方に使って頂ければ嬉しいです。
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(下の電池BOXは含まれません)

1.仕様
 ●周波数 7MHz
 ●モード  FT8,CW(C級なのでリニアアンプではありません)
 ●入力電力 0.5W(注:初期のWVU-604Fだとドライブ電力が不足する可能性があります)
 ●出力電力 5W(12Vで10W近くでますが、放熱器が小さいので電圧とドライブで5Wに調整お願いします) 
 ●入出力 入力SMA-Jメス、出力BNC-Jメス 50Ω
 ●電源 DC8~12V(送信時約1A)。真ん中ピンがプラス。
       外部に電池BOX(18650x3本を取り付け可能)


2.回路について
IRF510Nを使った1FETのC級アンプです。フィルターは3段で当初10MHzも兼用にする予定でしたが7MHzの2倍波が抑えられなかったので7MHzの単一バンドとしています。

WVU-604Fシリーズは送信時にアンテナ端子から微小電流が流れるようになっていますので送受信の切り替えケーブルは不要で、RF同軸の接続のみで行えます。また、ポリヒューズによる簡単な過電流、逆接続保護もつけてみました。

人柱版ということもあり最低限の構成です。以下の回路はありません。
●送受LED→リレーの音やパワー計で判別します
●電力調整→DC電圧、親機の出力で調整します
●スルー回路→DC電源OFFでスルーになります  
回路図

3.特性
●出力調整について
入力を0.5W程度入れると5W以上出力します。リニアアンプではありません。放熱器が小型なのでFT8で交信するとかなり熱くなるので注意してください。出力が5W程度になるようにDC電圧を下げて適当なところで使用するのがよいと思います。(12V:10W ⇔ 8V:5W程度)

WVU-604F2,F3の場合は出力調整が以下の多回転式ボリュームで調整可能(すみません。回しにくいように配置していますが、横から時計回りに回すと出力減になります)ですので減力して適当なところで使用するのがよいでしょう。
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C級アンプのためドライブが0.5W以下だと出力が不安定になり0.2W程度だと出力が出ないと思いますので注意してください。

●スプリアスについて
WVU-604F2~3の外部LPFなしで本機に直結して、アンプ出力5W時の100MHzまでの特性です。

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上の写真では50~70MHzあたりが-47dB程度に見えますが方向性結合器の特性(下)から7MHzに対して50MHzが15dBくらいレベルが大きく表示されているためで、実際は-50dBをクリアしています。
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4.他の周波数の対応について
LPFを変更することで他の周波数で使用することができますが、ファイナルFETの入力Cが大きいこともあり利得が下がります。28MHzくらいまでは使えるのではないかと思いますので実験してみてください。

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