2024年01月

1/28(日)13時から和光市で東京都板橋区~埼玉県あたりで50MHzで自作を楽しんでいるグループの新年会が4年ぶりに開催されました。グループメンバーも高齢化しており、この会も今回が最終回という声も出ておりましたが、まだまだ作られている方もおられるので来年も開催されることになりました。

●皆さんの力作です
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以下、各メンバーの作品です

●JH1MII...50MHz SSBトランシーバー
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●7N1ICA...POTA移動で使っている7~144MHz CWトランシーバー
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●7M2SIA...50MHz AMトランシーバー
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●JR1PWZ...SDRトランシーバー試作機(JF3HZBさんベース)  
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●7N3TFI...レコードプレイヤー
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その他にもいろいろありましたが写真を撮り忘れてしまいました(すみません)。私は、この会の前にPOTA移動で使ったWVU604Fとロッドアンテナを持参しました。

これまで使っていたPOTA用ロッドアンテナは、20~40mバンド用だったのですが、10Wという出力があるのでハイバンドも試してみました。アンテナにコイルタップ切替SWをつけて15~17mバンドのテストを実施しました。以下、備忘録

場所は、川越公園(JA-1174)、東武東上線の霞ヶ関駅から徒歩2km(約30分)、JRの西川越駅からの方が近いですが電車の本数が少ないです。今回は、入間川の河川敷で運用を行いましたが「スズメバチ注意」の看板があるせいか人は殆どいませんでした。また、到着したのが1115で13時から和光市で新年会があるので運用可能時間は1200まで。僅か45分なので最初に40mでACTしてから17,15mバンドでCQを出してPSKRで飛びをチェックすることにしました。

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設置は、こんな感じです。ロッドは30~40mバンドは2m長。15~20mバンドは半分くらいの長さにしないとSWRが落ちません
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●40mバンド
15分運用して12局、今日も10Wなのでパイルになり途切れることなく呼ばれました。いつもの0.5Wとはえらい違いです(笑)
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●17mバンド
昼前でしたがコンディションは北米に開けているようで、UA0と交信後にK0IEAから呼ばれてPOTA移動で初の北米との交信ができました。15分程度運用してPSKRをみたら結構飛んでいるようで驚きました。1m程度の長さのロッドアンテナでこれくらい飛んでくれたら十分で、自宅のDPアンテナと比べても遜色ない感じです
30m

●15mバンド
コンディションは北米にはあまり良くなく、オセアニアの局が沢山入感していました。中国、フィリピンと交信でき、PSKRをみると南方向によく飛んでいます
15m

いずれのバンドもラジアル線の長さを切り替えて、メーターの振れが最大になるようにバリコンのダイアルを回すだけでSWRは簡単に落ちてくれるのでQSYは簡単で楽です。

ただ、30mバンドのSWRが下がらないときがあるのでコイルのタップはもう少し調整する必要があるようです。また、メーター感度調整もあった方がよいかなと。

もう少し、異なる設置条件で実験をしてみたいと思います




「ラジオの製作」元編集長の大橋太郎さんと作る・語る「おじさん、おばさん達のラジオの製作」https://www.hamlife.jp/2023/11/10/bcl-meeting-ja1nzh/

に参加しました。会場は、大橋さんのご自宅(練馬区)で1/27(土)14時から開催されました。大橋さんは、JA1NZHのコールサインも持たれており海外交信に熱中していた時もあったようで、コリンズの無線機もありました。

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まず、最初はFM用DSPラジオキットの製作から。半田ごても沢山あってご自宅でこういうことができるというのは凄いです。部品は予め大橋さんがDSPチップのはんだ付けをして頂いた基板にリード部品を差し込んではんだ付けするだけで簡単に完成...と思ったのですが、いきなり「鳴らない」、「電池が異様に熱い」、そして「煙がでている」などとんでもない結果に。3台がNGということになりました。

私が調べてみるとICの脚の半田付けが浮いているものが1台、製作途中でICの脚に半田が落ちてショートしていたものが1台でこれらは無事鳴らすことができました。残り1台は配線は問題なくならなかったのでおそらくICの不良かなという感じです。ここでもわかりますが、動作しない殆どの原因は半田付けの不良です。必ず電源を入れる前に確認しましょう。完成したラジオ。選局した周波数は分からないが、感度が高くてFB。アリで300円程度ということでした。初めて自分で作ったものが鳴って嬉しいという参加者もおられたのでよかったです。

そのあとで牡丹鍋を囲んでみんなでワイワイガヤガヤ楽しみ、大橋さんの編集ノートを見せて頂きながら、当時の懐かしい話など聴かせて頂きました。

私は社会人になってリタイアまでずっと放送や携帯などの無線関係の仕事をしていたのですが、その発端が小学生のころにBCL情報を得るために購読していた「ラジオの製作」だったので昔のことをいろいろ思い出すことができて大変楽しい時間を過ごすことができました。

大橋さん、みなさま、ありがとうございました。


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1/26(金)いつもQRPで使っている自作システムですが、春以降の国内遠征に備えて10W化の準備も進めています。送信アンプは前にSOTA用に作ったものがあるので、アンテナもそれに耐えられる仕様のものを試作して移動してみました。

●今回の試作システムは写真のようなものです。

<無線機> WVU604F2とポケットアンプ(12Vバッテリー使用)
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<アンテナ>いつものPOTA用ロッドを真空管用のバリコンと大型トロイダルコアで10W仕様にしたものです。内蔵の電界強度計メーターをみながらバリコンを回すだけで7~14メガまで簡単に出れます

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★今回の移動ルート
JR中央線の東小金井駅から南方向にある公園3つを徒歩で回ります。ルートの半分くらいが公園の中を歩くのでウォーキングとしても楽しめます。今回は東小金井駅に戻ったので距離が8㎞と長くなりましたが、③武蔵野の森公園の近くに西武線の多磨駅があるので利用すると半分くらいの距離となります。運用場所は、赤色でマークしたところです
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①武蔵野公園(JA-1283)
駅から南西方向に歩き、東京農工大学を過ぎた公園の西側高台から運用しました。富士山も綺麗にみえて南方向に開けています。10Wで運用したところいきなり多くの局からコールがあり途切れません。いつものQRPだと10局交信するのに30分~2時間くらいかかるのですが、僅か10分で完了、ビックリです。しかし、国内交信にはこんなにパワーは要らないですよね(笑)
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QSL_武蔵野公園



②野川公園公園(JA-1273)
武蔵野公園に隣接しており、キャンプ場もあるくらい広い公園です。ここでもかなり呼ばれて30分程度で20局以上交信できました。
QSL_野川公園




③武蔵野の森公園(JA-1285)
野川公園から徒歩で25分、調布飛行場の脇にある公園です。綺麗に整備されていて駐機しているヘリコプターやたまに飛び立つ飛行機をみることができます。運用しようとしたところラジアル線がありません。野川公園に忘れてきたようで仕方がないので手持ちで一番長いオーディオケーブル(3m)を接続して運用しました。7メガでは殆ど機能していなかったと思いましたが10Wということでポツポツ呼ばれて30分で何とか12局、いつものQRP運用の交信ペースと同じくらいでACTできました。
QSL_武蔵野の森公園













昨年のイベントで購入できなかった方々向けにメールでの追加受付を昨年10月から行っておりましたが、今年のイベント準備に注力したいのと希望者の方はお申込み頂けたと思いますので1月31日にて受付終了とさせて頂きます。


毎朝少しづつ製作しておりますが、メールでお申込みいただいた方の頒布品の発送は現時点でお申し込みから3か月程度となっております。気長にお待ち頂けたら幸いです。

なお、今年のイベントにおいても頒布は継続、共同開発したJE3QDZさんも個別に製作頒布されていますのでどうぞよろしくお願いします。


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