2021年11月

遊び方動画の③です。

ミキサー基板を製作して、これまで製作済の信号発生器と組み合わせて無線の基礎の周波数変換を体験してみます。

親受信機は、昔のCBトランシーバーを使用しますが、お持ちでなければAMが聴ける受信機であればOK。

昔の50MHzのAMトランシーバーで短波放送を聴いたり、短波ラジオで航空無線や50MHzのアマチュア無線を楽しんだり、実際に自分で作ったものを使って、うまく受信できると無線工作は楽しいと思えるようになります~。


 

今回の実験プラットホームは、アルミ板を曲げたものに基板を並べて構造ですが、誌面スペースの関係でDC5V電源については、記事の中に記載ができませんでした。

今回の5V電源は、簡単に作るためにスマートフォンのアダプターを使用しております。どこの家にも使ってないような電源アダプターが転がっていると思います。

また、接触不良で使えなくなったスマホ充電用のUSBケーブルなどもあれば、これを活用してみては如何でしょうか。

下の写真の黄色の部分が電源分配部です。スマホの充電器からのDC5V出力をUSBケーブルを使って配線、DCコネクタを使って分配基板に接続します。

タイトルなし


①分配基板は、これくらいのものなので生基板で簡単に製作してみました。材料を示します。基板には部品の位置を決めて、穴の位置をマジックで記載します。
IMG_5451 (2)

②パターンカットする線を記載します。
IMG_5452 (2)


③パターンをPカッターなどで軽くカットしておきます。
IMG_5463


④ルーターでパターンを削ります。このルーターは、百均のダイソーで購入したものです(800円でした)
写真4.4 ルーターで銅箔を削る

⑤穴をあけます
IMG_5483

⑥部品をはんだ付けして完成です
IMG_5493





今回はミキサーユニットの製作に関わる情報です。

このユニットは、部品数も少なく簡単にできると思います。

ユニットの主要部品の調達について(参考情報)
私が調達した実績のある部品購入先です。(あくまでも参考です。ここから購入しなければならないということではありません。もし、購入してトラブルになったとしても自己責任でお願いします)

●SA602 ミキサーIC
アリエキスプレスで私が購入したのは、こちらです。
https://ja.aliexpress.com/item/32968499364.html?spm=a2g0s.9042311.0.0.27424c4dEDbXLf


SA612も同様に使えます。SA612は、秋月さんで購入できます。
https://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-13622/


●L102 RFC
データーシートの参考回路に載っていたので入れてますが、Lを使わないで、リード線でショートしておいても動作します。

写真7.1.11 ミキサユニット

頒布基板の第2ロットのお申し込み締め切りの11月末が迫ってきました。
今週は、予想もしなかったほどのお申し込みがあり、なんと3回も基板屋さんに追加発注しました。

さて、今回は、先にご紹介した頒布基板の遊び方動画①の続編となります。
前回、ボードの書き込みが完成していれば、液晶やスイッチの追加だけですので、まず失敗はないと思います。

ロータリエンコーダーと液晶の追加により、周波数を任意で可変できるようになりますのでいろんな実験や、自作品への組み込みなどに使ってみてください。


 




●基板頒布について(基板7種類セット。自作の普及を目的に原価で頒布していますのでご利用ください。2021年11月30日締め切りです): https://www.rf-world.com/x/RFW56DLS/RFW56PEF/index.htm#STATUS
★基板を購入しなくても片面基板で設計しているのでパターン図をダウンロードして自分でエッチングして基板を作成できます。

●RFワールド No.56目次
https://www.rf-world.jp/bn/RFW56/RFW56A.shtml
●ソフトウェアなどのダウンロード(無償):
https://www.rf-world.jp/bn/RFW56/RFW56F.shtml




液晶表示器のユニットです。

製作は簡単だと思いますが部品の購入先などを記載します。

1.ユニットの主要部品の調達について(参考情報)
私が調達した実績のある部品購入先です。(あくまでも参考です。ここから購入しなければならないということではありません。もし、購入してトラブルになったとしても自己責任でお願いします)

●1.3インチOLED
同じサイズの液晶でもピンの位置が異なるものがありますので注意してください。左からVDD,GND,SCA,SDAのものを選びます。色は、白と青がありますが、個人的には白が見やすいと思います。

アリエキスプレス
https://ja.aliexpress.com/item/32683094040.html?spm=a2g0s.9042311.0.0.27424c4dPB1KU0

写真7.1.12 ディスプレイユニット(表)



●電解コンデンサー
表面実装型の電解コンデンサーを使用するのは、このボードのみです。このためだけに複数個購入するのは、もったいないと思われる方は手持ちのリード部品の電解コンデンサをパターンにはんだ付けして使用しても構いません。



2.組み立て
組み立ては難しいところはないと思いますが、液晶が浮いた形でとりつきますので、下端ガラス部分が割れやすいです(上の写真も割れています)。注意しましょう。

写真7.1.12 ディスプレイユニット(裏)





●基板頒布について(基板7種類セット。自作の普及を目的に原価で頒布していますのでご利用ください。2021年11月30日締め切りです): https://www.rf-world.com/x/RFW56DLS/RFW56PEF/index.htm#STATUS
★基板を購入しなくても片面基板で設計しているのでパターン図をダウンロードして自分でエッチングして基板を作成できます。

●RFワールド No.56目次
https://www.rf-world.jp/bn/RFW56/RFW56A.shtml
●ソフトウェアなどのダウンロード(無償):
https://www.rf-world.jp/bn/RFW56/RFW56F.shtml




↑このページのトップヘ