2019年04月

一月位試験を行い、かなり動作も安定してきたので、youtubeに動画をUPしました。

本機は、小型化のため、回路を徹底的に簡略化して設計しました。

送信は同調回路なし、受信も初段フィルターや高周波増幅はありません。

そのため、特性は、凄くよいということはありませんが、最低限使えるスペックとして考えています。

もちろん、新スプリアス規定はクリアしており、受信のイメージ混信も通常の使い方では気にならな位程度と思います。

高機能化を目指したいなら外部にプリセレをつければ簡単に実現できます。

とにかく小型でどこにでもポケットに入れて持ち歩いて楽しめることを最優先しています。

また、電源は、1000mAHのリチウムポリマーを搭載しているので長持ち、USB充電なのでスマホ用充電器や外部バッテリーが、そのまま使用できます。

トランシーバーとしての出力は小さいのでDX交信はできませんが、移動すれば、20-30km程度距離は交信可能です。

ハムフェア の会場やロールコールのチェックインとかで遊べると思います。

今後、この装置をベースにした外部リニア。受信プリセレクター、水晶フィルターなどを勉強しながら作っていただけるキット化も考えています。


https://youtu.be/DpgUir8i29g


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前に書いた送信アンプをトランシーバーに組み込んで、いろんな試験をしました。

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3.7Vでは難しいので昇圧コンバーターを組み込みましたが、なかなか効率がいいので感心。

受信時に動かしても、出力15V以下であればノイズもほとんど感じられません。


電圧を20Vにして前回測定した時は、利得は50メガでも26dBとれました。

しかし、ノイズと送信時の突入電流による保護回路動作から、電圧を14Vにすることにしました。

そのため利得がさがるのと、アンプの発振対策で入出力にそれぞれ3dBのアッテネーターを入れましたので、利得は18dB程度となっています。

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周波数特性は、ほぼフラットです。

ここで、50メガで3dB程度減衰していますが、これは出力LPFのカットオフ周波数を50メガ近くに寄せているためです。

リニア特性も問題ないようです。



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固定のアンテナでも割とよく聞こえる日本大学のNEXUSを受信システムの調整目的で時間があるときに受信しています。

先日、ツイッターで衛星から撮影した画像をSSTVで送ると書き込みがありましたので、トライしてみました。

…とは言え、SSTVもやったことはありませんし、自作受信機もFMはまじめに作っていないので感度がイマイチなので聞こえるかの確認ということで(笑)

周波数は、437.075MHzです。
私の自作アンテナ、園芸パイプの7エレでは、大体いつも437.080MHzくらいで聞こえ始めて、437.070MHzくらいでフェードアウトします

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流石にFMなのでドップラー効果の周波数ずれは割と楽に追従できますが、感度が悪いのと固定アンテナのためか入感時間が短くてよくわからない画像受信で完了。

受信動画は、こんな感じです。
https://twitter.com/7l4wvu/status/1113425500293066752?s=21


こんな画像のみコピーできました。

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上空写真のようでもあり、ノイズのようでもあります。

あとで、ツイッターの書き込みで、下のような写真がアップされて比較したところ、まあ、なんとか成功していたようでした(笑)

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しかし、かなり差がありますね。
受信アンプ含めて、もう少し改良していきたいと思います。





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5 x 5cm基板 AMトランシーバーの中波受信用の小型バーアンテナについて、いろいろ考えていました。

バーアンテナは、アイテンドーの小型のものもありますが、なかなか良いお値段がしますし、少し大きいので、ケースには入りませんでした。

小型フェライトを使って作っても良いのですが、中波の300-400μHくらいになると、自分で巻くのもなかなか大変です。

私は、これまで、220μHの小型マイクロインダクタをアンテナ代わりに使っていましたが、やはり感度不足です。

今回、思いついたアイデアとしてコアタイプのマイクロインダクタにフェライトバーを接着させることを思いつき、感度アップをねらってみました。

使ったのはこれです。全てアイテンドーで販売されています。

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これがうまくいくと、60円でバーアンテナ代わりのものができて、フェライトバーの種類も多く、割ることもできますので大きさも自由に決められます。



まず心配したのは、コアの接着が面積が狭くて難しそうです。エポキシが良いのですが乾くまで時間がかかるので固定するのが難しそうです。

今回は、瞬間接着剤を使ってみました。DAISOのものですが、うまく着いてくれました

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まずは、インダクタンスを測定しました。
オリジナルに比べてバーを伸ばした方はインダクタンスが増加しました。

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感度の違いです。
まずは220μの1/4W抵抗と同じサイズの細いインダクタでAFNを受信してみます。

この局は、近所ですが流石に感度が悪くて、15dBμVの受信レベルです。

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次に300μインダクタです。インダクタンスが大きくなった分もあるかと思いますが
10dB位レベルが強くなりました。

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最後にフェライトバーを接着したものです。これもインダクタンスの影響もあるかもしれませんが、さらに10dBレベルがあがりました。

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実際のバーアンテナより感度は低いと思いますが、低価格でコイルを巻かなくて良いので、使えそうです。

ただ、この小型機に内蔵した結果、感度は上がりましたが、ディスプレイの雑音も大きくなり、ちょっと微妙です(笑)




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