2019年03月

最近コイル巻きが面倒なので、マイクロインダクタやSMD部品を使うようになりました。

ここで困るのは、HFの各バンドの細かい定数のものがなかなか入手できないことです。

したがって計算値から一番近い手持ちの切りのいい値のコイルを使うことになるのですが、コンデンサで合わせるのも計算が面倒です。

今回、ネットの計算サイトでフィルタのシミュレーションができるところを何箇所か使ってみました。

その中で簡単で精度もいいものがありましたので参考までにリンクしておきます。
https://keisan.casio.jp/exec/user/1257655844

計算は、手持ちの0.2μHのものを使った50メガのローパスフィルターです。コンデンサも手持ちから120p、68pで見てみました。

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60メガから落ち始めて、90メガで40dBの特性です。

これを実際に作って見ると

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特性も見事に一致してます。
100メガ以上の漏れは、配線が影響していると思います

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参考になれば幸いです。


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追加の特性確認として、HFのローパスフィルターを見てみました。

100メガまでのアイソレーションが良くなったため、フィルターの特性らしくなりました。

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あと、レベルに注意が必要ですが、入力にアッテネータを入れることにより、RFアンプの周波数特性や利得も測れます。

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狭帯域の水晶フィルターも測れます。これは、100Hz帯域のスペアナのジャンクのフィルターです。

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レベルの精度も1~2dB程度に収まっていると思えますので結構測定にも使えそうです。

動画です。
https://youtu.be/Ejntm83DE7E




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昨年末から開発中のフィルターテスターも、改良を重ねて、ようやく使えるようになってきました。

ソフトもまとまってきたので、手持ちの部品の特性をみてみました。

接続は、インピーダンスマッチングを考慮せずにワニ口で直結していますので、特性が正確に表示されていないところもあります。参考としてみていただければと思います。

低い周波数から、まずは、超音波帯です。

40kHzのセラミック振動子
このあたりは、水晶振動子の特性と似ています

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秋月の超音波スピーカー

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50 kHz BLT

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455kHz AM用セラミックフィルター

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455kHz 100Hz帯域 クリスタルフィルター

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500kHz コリンズCWクリスタルフィルター
これは、マッチングが取る必要があるので上手く特性がみれてないです

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1.4MHz LSB用水晶フィルター

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7.8MHz CB用 4.8k帯域 水晶フィルター

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7.8MHz CB用 2.3k帯域 水晶フィルター

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10.7MHz FM放送用セラミックフィルター

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次回、水晶振動子やコイル、各種BPF、LPFの特性を取ってみたいと思います



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