2019年02月

装置もケースに納まったところで測定データをHPのネットアナと同じくHPのブリッジを使って、それぞれの周波数で解放、終端時のリターンロスを比較してみます。

比較の前に、今回の基板のリターンロスブリッジ単体のデータ測定しました。

イメージ 1



上が開放、下が50Ω終端となります。周波数スパンは、0-300MHzです。確認用として300メガまで使えそうです。

次に同じ終端器をつかって、周波数1.9MHz、14MHz、50MHz、そして本装置の上限となる99MHzにおける開放、終端の値です。

まずは開放状態。

イメージ 2


次に終端です

イメージ 3


ここで、各周波数バンドで開放時が0dBになるように演算で補正しています。また、50メガ以上は、50メガの補正データを使っていますので、99メガの開放時に2dBのロスが表示されています。

また、リターンロスの最大表示はグラフの軸表示の関係で36dBとしています。実際それ以上のデータも36dBと表示されます


小型基板に配線が密集しているので、ブリッジ単体と比べて差がありますが、測定としては50MHzバンドまでは問題なく使え、それ以上は誤差はありますが確認用として十分使えるレベルと思います




[https://taste.blogmura.com/ham/ranking.html にほんブログ村 アマチュア無線]

CBスキャナーの内蔵マイクは、アンプつきコンデンサーマイクユニットを使っています。

最近行ったメーカー機との比較テストで感じたのは、こちらのマイクゲインが高すぎるということ。

アマチュア固定機として自作する場合はこれくらいがよいのですが、フィールドで使うCB機の場合、周囲の雑音を拾わないように、かなりマイクゲインを抑えた設計のようです。

CBスキャナーの基板設計はほぼ終わっているのですが、アンテナアナライザーと同じ小型ケースに入れたくなったこともあり、今回、超小型のMEMSマイクを使ってみました。


このアンプ、秋月で購入可能で、利得20dBのマイクアンプ 内蔵となっており、通常使うのであれば利得不足なのですが、メーカー製CB機程度であれば使えるのではないかと思いました。

部品資料は、こちら。アンプ内蔵で小さいです。
http://akizukidenshi.com/download/ds/knowles/spu0414hr5h-sb.pdf


早速、実験…しかし、リフロータイプのチップなので、どうやってハンダ付けするのかわからずストップしてしまいましたが、
無理矢理、いつもの蛇の目基板でなんとか載せました😆

イメージ 1


変調を受信機でモニターしたところ、感度は悪いですが、綺麗に聞こえます。

オシロの波形をみても、大声を出す必要がありますが100パーセント近い変調はかかるようです。

イメージ 2

イメージ 3


これを使っていつもの5x5cmの基板サイズで変更設計を進めたいと思います。


[https://taste.blogmura.com/ham/ranking.html にほんブログ村 アマチュア無線]

先月、設計して届いた基板に部品をつけたのですが、動作が不安定で時間がかかってしまいました。

不具合はいつものI2C通信で、今回もプルアップ抵抗を調整して解決できました。

基板は、いつものように小型です。

イメージ 1


ケースはアクリルで自作しましたが、綺麗にできました。

イメージ 2


製作品のまとめを動画にしました。動作と機能、および内部構造もご覧いただけると思います。


よろしければ、ご覧ください。

https://youtu.be/UClGX3IwPlA



なお、このアナライザは、今年のハムフェア でキット頒布予定をしています。

キット頒布は初めてでトラブルを最小限にするため、基板組み立てと動作確認済み頒布とする予定です。

基板の組み立てをする作る必要があるため、多くは準備できないと思いますがよろしくお願いします。

ケースの穴あけとスイッチ類の配線をして頂くキットです。





[https://taste.blogmura.com/ham/ranking.html にほんブログ村 アマチュア無線]

↑このページのトップヘ