2019年02月

GAWANTもどきを7MHzで比較しました。

まず、GAWANTのチューナーの回路は、特に変わったオリジナルでなく、世界中で使われているEFHWチューナーと同じですので、手持ちのチューナーでお手軽実験です。

今回は、いつも移動用に使っている自作のEFHWチューナーに2.5m長さのロッドアンテナ(29FM用に使っているもの)をワニ口で接続して使ってみました。

さすがにエレメントが短いので効率は悪いのですが、今回はどの程度使えるかの実験となります。

最初にバーチカルアンテナハンドブックのグラフで単純にエレメント長からアンテナ効率をみると効率は10%程度と推測。

これくらいであれば、5W程度で送信しても500mW程度でCB無線と同じくらいの感じで交信はできると思いますし、CWであれば、十分国内は届くレベルです

まず、製作したアンテナですが、2階のベランダに簡単につけています。壁から近いのと完全に屋根の上に出ていないので不利な状態です。
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一方、フルサイズのEFHWは、庭の真ん中のタワーの8M付近に真ん中があるもので、国内交信は普通に行うことができます。

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こういうもので、土曜の昼間と夜に比較してみました。
ほぼ推測と同じ結果となりました。

いろいろ、比較してみましたので、よろしければ動画をご覧ください。



実際の交信は、7MHz CW 1W CWで3局。

なお、今朝WSPRで送信したところ、1Wで中国まで飛んでくれていました。


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50cmロッドのものは、短すぎたので、1.2mのロッドのものを作ってみました。

主にBCL受信用です。
対応周波数は計算通り4.8MHzから30MHzです。

50cmの短いロッドアンテナ直結と比べて10-20dBくらい強くなりました。

作り方は動画をご覧ください

https://youtu.be/R_BeeGiwLKA


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かなり前にジャンクで数千円で購入した年代物です。

かなり大型で重いのですが、昔、会社でかなり長期間使ったこともある思い出の機種ですので、愛着があります。

今回、出力変更のスイッチが押したまま戻らなくなり、常に出力が最低となってしまいました。

まあ、こういうのを持っている人もいないと思いますが、一応、修理できたのでメモしておきます。

意外にパネルは全面の上下4本のネジを外すと取り出せます。

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外部変調の線のみ、半田を外して切り離すと分離できます。

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スイッチのバネは鋼の薄い板ですが、外から交換できるようになっています。

今回、この板が折れてました。

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この部分を使っていないところから移植。
LOCALスイッチは、いままでおしたことがなかったなので(笑)

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取った後は、スイッチが押されないように隙間に紐を巻いておきました。

バネをピンセットではめると完成。

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バッチリ修理できました。まだまだ使えそうです



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HFのローパスフィルターとかの特性を見るときに100メガくらいのフルスパンで見る必要があるので、プログラムを変更してみてみました。

端子をオープンにした1-100メガの受信レベルです。

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高域の特性が悪いです(≧∇≦)
50メガ以上のアイソレーションが40デシ+というところで少し苦しいです。

発振器の出力は落ちていないので、やはりプリント板のパターンで拾ってしまっているようです。

これで14メガのローパスの特性を見て見ました。1-50メガスパンですが、HPのネットアナと比較すると高域での差がはっきりとわかりますね。

やはり、これくらいのものになると小型一枚基板では無理なのかも。

とにかく、これから作る基板のパターン設計は注意して進めます

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アンテナアナライザーの基板を使って、次の開発モデル、フィルター試験機なるものを実験しています。

当初、アンテナアナライザーと切り替えで使える多機能測定器を目指したのですが、フィルター試験機の特性が確保できませんでした。

切り替えで使うとスイッチのアイソレーションが30dBくらいしか取れずフィルターの形は見えますが実用性としては??です。こんな感じでした(≧∇≦)

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フィルター試験機でポイントとなるのが入出力のアイソレーションとノイズフロアです。

今回、1つのPLLから信号出力、受信局発、そして受信DSPクロックを出していることと、ノイズ発生源であるマイコンやOLEDが5cm角の基板に密集しています。

したがって、どのくらいアイソレーションが取れるか、またノイズフロアを下げられるかの確認がこの先進めるかの基準となっていました。

今回、ノイズ対策を行い、さらに配線を同軸で最短化してみてみました。

結果、アイソレーションは70dBくらい取れましたがノイズフロアが高いので63dBくらいでしょうか

しかし、これくらいあると実用的になってきますね。

普段自作のときに、どでかいネットアナを使ってやっているフィルター特性、水晶発振器特性、そしてLC共振周波数という、基本測定がこれだけでできるので嬉しくなりますね(^。^)

測定結果です。まずは帯域4.4kと2.4kのCB用7.8MHzクリスタルフィルタです。
下は、HPのネットアナでみた画像となります

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次に水晶発振器(写真左)これで並列共振、直列共振周波数が求められますので、フィルター製作の際の確認などに使えるかと。

また、写真右は、コイルとコンデンサを並列に接続した共振周波数を表示しています。
私は昔から、コイルのインダクタンスを求める方法として既知のコンデンサと抱き合わせて計算してもとめています。

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●動画です
https://youtu.be/yuzb5icOf8g

なんだか使えそうなので基板設計してみたいと思います。パターン配線で特性が取れるように考えながら…

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