2018年11月

小型の広帯域受信機として、なんとか使えそうなところまできました。

IFフィルターは、10メガでもう一つ実験してみましたが、センター周波数がDSPの5kHzステップに合っているので、こちらの方が良さそうです。

コンデンサは、12p 6p

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取り付けはこんな感じです

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受信動画、ニュージーランドの放送です。
https://youtu.be/R5ag-A53L-M

まだ、ソフトは造り込みが必要ですが回路はこれで行けそうです。

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受信のみ 0.5-99MHz AM、76-108MHz FM。AM用水晶フィルタ、USB充電式。

短波、CB、50メガのフィールド受信で楽しめそうです

今回のBCLラジオのIFフィルターの実験です。

今朝は、高めの16.144MHzです。

今回の受信機は小型化のため入力してフィルターがありませんので、高いIFにしてイメージ混信を逃げれるか調べてみます


AMのような帯域が広いものは、ある程度高い周波数の方が綺麗な特性が出ます。

まず、5pと10p。12kHz幅くらいです

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次に倍の10と20p。7kHz帯域なので丁度良い感じですね

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50MHzトランシーバーの受信感度が意外によかったので、受信の初段を広帯域コイルにしてBCLラジオを試作してみます。

イメージ混信、混変調でどれくらい使い物になるかの確認も含めて。

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基板には必要な最低限の部品のみ載せました。

電池は小型化のためリチウムイオンで、ケースは、CUBEをノコギリで半分にカットしてみました。

https://youtu.be/25_ZDLhVbzo

https://youtu.be/Kl3A1EGiHt0

これでも、まあまあ聞こえますが、流石に帯域が広いのでDSPが苦しそうな音です。

そういうことで、IFは水晶フィルターにしてみようと、ハムフェア で100個買った半端の周波数の水晶で準備中です。

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今週は、講演会もおわり、送信部分の試験を毎日少しずつ進めていました。

50MHzで直接AM変調してリニア増幅、予定の10mWくらいまでアンプするのですが、意外に難しいことがわかりました。

まず、DBMから特性の良いAMを得られる出力が-20dBmと小さいこと。

次に50MHzで直接変調をかけているので数mWでも回り込むということです。

数mwレベルのトランシーバーなので基板設計の時は、カップリングとかの部品は削減していましたので参りました。

また、小型基板なのでパターンは接近してますし。

とにかく久し振りに苦労しました(笑)
やれることは全てやりました。

その結果、なんとか送信できるようになりました。しかし、特性はイマイチです。

もちろん、通信は問題なくでき、モニターしても綺麗に聞こえますし、電波法もクリアできています。

そういうことで、基板もボロボロなので試作は完了と致します。

基板頒布は、ちょっと無理かなー。作りたい人がおられたらお声がけください。

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スプリアス。10mW 0-200メガ

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変調波形 100%

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送信スペクトラム10mW

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先日行った講演会の資料が、府中アマチュア無線クラブさんのHPに掲載されましたので、ご紹介いたします。

http://ja1zgo.com/swfu/d/Doc_for_FARC-lecture_201811.pdf

内容が盛りだくさんですが、如何でしょうか。

また、当日、府中アマチュア無線クラブの自作コンクールもあり、力作が展示されていましたので、ご紹介致します。

写真は、在日米国人のRickさん、JI1HSVの7メガの無線機です。

びっしりとシールドボックスが配置され素晴らしい作りでした。

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