2018年06月

今週から運用が始まったBaker島 KH1/KH7Z。

2002年に交信したK1Bのカードをみると7-50メガまでコンファーム済みでした。

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そのため、特に交信する必要はないのですが、ちょっと気になったのがFT8のDXペディションモード。

説明書をみると専用ソフトを使って同時に最大5局と同時交信、500局/時間と交信できるらしい。

これが本当ならば、数日の運用で呼ぶ局はいなくなるくらいインパクトがあり、これまでロケが悪いことで諦めていた未交信の数エンティティとも交信できる可能性が高くなります。

シーケンスは、FOXと呼ばれるペディション局は500Hz以下で送信、呼ぶ側は、1000-4000Hzを使います。

その後応答があれば500Hz付近に自動シフトして交信を続けるようです。

ここで、気になったのは、自作機で対応できるかということ。

まず、2400-4000Hzの送信は普通できません。どうやってするのか調べるとCATシステムのスプリットモードを使って呼ぶときだけ周波数をずらすようです。

他に500Hz以下は、私の自作機では水晶フィルタの特性でパワーが下がるということ。これは、キャリアポイントをずらせば改善はできますが、ここまで合わせ込んだ自作機に手を入れるのはハードルが高いです。

まあ、前者は2000Hz付近で呼べば良いし後者は応答が来たらマイクゲインをあげて対応してみることで参戦してみました。

ちょうど14MHzに現れたので、受信機でワッチ。

KH1/KH7Zは、弱いです。おそらく複数送信のためパワーを絞っているのでしょう。

とりあえず30W程度で呼んでみました。なかなか応答がありませんが、10分くらいして応答がきました。

ここで、リトライになってしまいました。送信周波数は自動的に500Hzあたりにシフトしています。パワー計をみると5Wも出ていません。

慌ててマイクゲインをあげて交信できました。

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モニターを見ていると、1分あたり3-4局ペースで交信しています。ペディション局も自動運用ができますので、オペレーターが寝ている時に運用もできる訳です

交信自身はあっけないものですが、最近はパイルがあると呼びたくない病になっていますので、私にはちょうど良いと思いました。

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親機が50MHzなので、局発は380MHzが必要になります。

今は、入手が容易な38MHzの水晶を使って逓倍しています。

38MHzの水晶は、通常12.666MHzの3倍のオーバートーンなので、これを5逓倍して、63.333MHzを作り出し、そこから3逓倍、2逓倍して380MHzを得てます。

今回、380から390MHzの1MHzステップの信号が必要なので水晶はコスト面で厳しく、PLLの出番となります。

このくらいの周波数であれば割と簡単に組めますが、最近すっかりおなじみになったsi5351をここでも使ってみることにします。

si5351は、200MHzまで使えますが高い周波数は制約も多いので、あまり気にせず使える160MHz以下を使ってみます。

このPLLは、奇数の高調波レベルが高いのに着目して380MHzの1/3の127MHz位を発振させることを考えました。

まずは、特性を見てみました。

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基本波の-10dBm程度で380MHzが得られることが確認できました。

ちょっとスプリアスが多いのですがこれをフィルタとアンプで取り出してみたいと思います。

実験ボードは、先日部品取りに使った50MHz AMトランシーバーの基板をそのまま使ったお手軽バージョンです(笑)

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現用のSWR計は150MHzまでしかつかえないので430MHz 用のものを作ってみました。

これからアンテナもいろいろ作っていくので、アンテナ直下で見れるように小型軽量とデザイン重視して。

中身は20年くらい前に作った基板です。

ケースは、捨てずにとってあったアルバの腕時計のプラスチックケースを廃品利用してみました。

手持ちのゴミが生き返るとなんとなく嬉しくなりますね。

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144, 430MHz とトランスバーターが揃ってきたので、これから衛星通信、EMEまで自作機でチャレンジしていきたいと思ってます。

まずは、アンテナを実験する必要がありますが、最近、ネットでもよくみるLFAを作ってみました。

データーは、G0KSCさんのEME用20エレメントの後ろ7エレメント分です(笑)http://www.g0ksc.co.uk/20el-432mhz-lfa-yagi.html

ブームは、手持ち1mのアルミ角材。

さて、エレメントとエレメントブラケットですがUHFアンテナとなるとかなりの本数が必要になりますので自分の標準を決める必要があります。

エレメントは、園芸パイプが安くて前から使ってますが、問題はエレメントクランプです。

前から100円ショップで目をつけていた5mm連結用のプラスチックジョイントを購入してみました。これがうまくいけば、4個100円とかなりのコストパフォーマンスが得られます。

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園芸パイプを指定の長さに切断します。

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LFA給電部は、割り箸を削って差し込んでおきました。

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今回の園芸パイプは、5mmのもので、クランプサイズと同じですがそのままだと固定が弱いのでビニールテープを巻いてずれないようにします。

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角材に穴を開けてM5ネジでとめていきます。

こんな感じでできました。非常にスマートで、角材を使用すればエレメント水平がずれることもありません。

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給電部は、最終的には同軸バランを予定していますが、とりあえずBNCを半田付けしました。

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VSWRは室内で1.0近くまで下げていましたが、外に設置したら1.5になりました。

測定システムもケーブルとかでかなり影響されますので、これから見直していきたいと思います。

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トランスバーターは完成しましたが、バンド切替でケーブルのつなぎ変えは、やはり面倒です。

スペースもありますので、背面にコネクタを追加して、フロントスイッチでバンド切替ができるようにしてみました。

このスイッチでHF、50メガ、144メガ、430メガがアンテナ切替含めてできるようになりました。

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