2018年02月

最近は中波放送中心に聞いていますので、昔入手した自衛隊の受信機で放送受信してみました。

https://youtu.be/qGreuMDz4E4


外観はこんな感じ。

1970年製、水晶3波で1.5-12メガまでのSSBとAMが受信できます。

ここで、AMはA3Hと表示があるように片側の側波帯のみ受信する方式です。

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中のコイルは、すごく良くできていて、全てカウンターダイヤルが付いていて、真ん中のコアを回すとダイヤルの数字も動きます。

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また、周波数バンドも三分割されていて、これは、裏側のスイッチで切り替えます。

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さすが、軍用無線機です。シンプルでどこでも周波数変更ができるように作られています。

局発に外部発振器からの信号を入れてみたところ、中波、短波放送とも良好に受信できました。

ただ、フィルタ帯域が狭いので音質は放送を聴くというのには少し辛いようです。




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東京からは比較的受信しやすい近畿地方の各局です。

中波受信だとここから先が難しいですね

https://youtu.be/ea_R-lk8MXU

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先月末から受信機やアンテナを改良しながら、帰宅後1時間程度、放送を受信しています。

ほぼ1ヶ月で東京の自宅で、どのくらい受信できたか、白地図を塗ってみました。

基幹放送局のないところも塗りつぶしています。

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まだ、集中的に受信してないのですが、九州の県域局は同一周波数に他の局が聞こえるため、かなり難しそうです。

何か、良い方法はありますでしょうかね?

また、受信動画ですが、北海道、東北、関東に続いて東海地区をまとめました。

BCL 自作受信機で国内ラジオ全局受信に挑戦(東海編)
https://youtu.be/NWxeUEGveso

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アンテナ変更で感度が上がったため、入力レベルに余裕ができ、可変フィルタの帯域を狭めることにしました。

おさらいで、受信機への入力はこんな感じになります。

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当地では問題になるのは、1メガくらいより下の強力な電波同士の相互変調歪みです。

これは、いろんなパターンがありますが、一例としては、TBSの954kHz、AFNの810kHzの2波が強力にミキサーに入力されると954kHzの上側には、差の周波数成分144kHzの信号が発生してしまいます。

これは、1098kHzとなり、ここには、信越放送、ラジオ福島、長崎放送、大分放送と全局受信のためにはクリアしないといけない小電力局がオンエアしています。

そのために1098kHz受信時にTBSとAFNを最小にすることが必要となります。

フィルタがなければ、当地では昼間でもローカル局並みの信号でここに妨害波御が発生してしまいます。

前回の直列共振型の通過フィルタでは、綺麗な通過特性が得られたものの、帯域外の減衰があまり取れなかったので、HPF型のフィルタを実験してみました。

回路は、

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部品は同じなので、前のフィルタから簡単に改造できます。

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特性は、下の左側となり、これまでのもの右側と比較すると、下側の減衰量が大きく取れていることがわかります。

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これで、1メガ以上の受信は大きく改善されました。

しかし、500kHz台の放送を聞くときに損失が前の回路より10dB大きくなり、前の回路の方が良い場面もあります


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これまで、アンテナは3.5MHz用のスローパーを使用しておりました。

これほ、15mタワーの上に給電点を持ち、20mのエレメントを庭ギリギリまで展開しています。

今回、エレメントを伸ばしてみました。とりあえず、1.9MHzくらいまで…

しかし、悲しいかなスペースがないので低い位置での折り返しとなって追加の20mは地上高は2-3mというところ(笑)

1.9のVSWRは無限大で、やはり地面から近いので共振点が下がったようです。

リターンロスブリッジでみたところ、なんと1.2MHzくらいになっているではないですか(^^)

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もともと、1.9メガ運用はあまりモチベーションがなかったので中波受信にちょうど良い感じとなりました。

アンテナ出力をスペアナ入力に入れてみると…

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TBSとか、10dB以上強くなっています。

これだとアッテネーターを入れないと飽和してしまいます。

ちなみに1番強いTBSは、ピークで-5dBmという強さ。これは局発でも使えそうな強さなのでびっくりしました。

アンテナをでかくした分、ノイズも拾っているようですし、あまりよくないのですが、レベル損失に余裕ができたのでもう少し選択度のあるフィルタも使えるかと思っています



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