2018年01月

ループアンテナはバリキャップダイオードの到着を待つとして、今アマチュア無線で上がっているアンテナを受信機に接続するためのカプラーを作ってみました。

まず、7メガのEFHWとして20mのワイヤーが二階の自室から庭に降りてます。

20mのワイヤーでも中波帯になるとインピーダンスは10Ω程度とかなりの低くなりますのでL型のインピーダンスマッチング回路を。

また、バンドパスフィルタの回路として直列共振回路を切り替えられるようなものとしました。

コイルは、100μHと200μHくらいを切り替えられれば、バリコンで中波の放送バンドをカバーできそうです。

これくらいのインダクタンスを空芯で巻くと結構大変ですので、部品箱からRFCで近いインダクタンスのものを探して使用しました。
回路はこんな感じです

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前に作ったEFHWチューナー試作機を流用しました。

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使用感は、20mのロングワイヤーで問題なくマッチングがとれました。国内中波もよく聞こえますが、雑音も多いです

試しにHFの八木をつないでみましたがマッチングは取れませんでした。しかし、直列共振のBPFは有効で、ローカル大電力局を減衰させて目的局が浮かび上がる感じです。

3.5/7メガのスローパー、10メガのダイポール、トライバンド3エレ、18メガのZLスペシャルを切り替えて聞いてみましたが、18メガのZLスペシャルが雑音が少なくて1番聞こえました。

おそらく、このアンテナは直流的につながっていますので雑音は拾い難いと推測しています。

自作受信機は才能がまだイマイチですが、ZLスペシャルと直列共振BPFで、フィリピンの中波局をなんとか聞くことができ、ある程度楽しめるようになってきました。



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今月は、中波受信関連を中心に製作、実験をしています。

しかし、国内遠距離受信もなかなかうまくいかない状況が続いています

昔、大阪の自宅では普通のラジカセでも夜中は韓国の混信、また北海道から沖縄までよく聞こえていたのですが…

原因は、雑音とロケが悪いということです。

今の家は、谷間でロケが悪く、JR武蔵野線高架の真横。電車から見下ろすとアンテナがあり、すぐ近くの反対側には関越道が走ります。

しかも、最近は近所の太陽光発電が酷いノイズを出しています

シャックに来られたOMさんは皆、こんなところでよくDXができますねと言われますが、自作でハンデを克服するのはなかなか楽しいものです。

自作トランシーバーとこのロケでもDXCCもほぼ上がりまで来れましたので、やる気になればできるもんだと思います^_^

今回の中波受信ではリモート同調のループでノイズのすくないところを探してアンテナを設置して問題をクリアする作戦でした。

しかし、ローカルの大電力ラジオ局の電波が悪さしてバリキャップダイオードで同調が取れない問題で苦戦をしています(笑)

しかし、先日、Facebookのアンテナ愛好者グループに投稿したところ、受信電圧でバリキャップに影響しない回路を教えて頂きました。

バリキャップダイオードも送って頂けるみたいなので今週末にでも実験してみるつもりです。

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回路はこういう風になっておりループで発生する電圧からバリキャップへの影響はなさそうです。

ネットコミュニティ、本当にありがたいです。



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1月も終わりになりましたが、毎年恒例の自作グループの新年会が埼玉県和光市の居酒屋で開催されました。

もう20年以上もやっていると思いますが、今回も10名出席で盛り上がりました。

動画で皆さんの作品をまとめましたので、ご覧くださいー

https://youtu.be/J4QbL92dO78

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中波受信機が未完成なのですが、前から実験したかったリモート同調のループアンテナを作ってみました。

手元で同調させるループアンテナはよくありますが、屋内だと雑音が多いので、雑音の少ないところに設置したかったので…

まず、近所の梱包会社から廃材でもらってきた1.12mの木棒2本に切り込みを入れて、クロス、平板で補強します。

長さは、特に決まりはありません。もっと短いものでもコイルの巻き数を増やせば使えます。

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1次ループのコイルは最初10回巻きとしましたが、インダクタンスが大きすぎたので、7回で130μH程度としました。

この時47pFのコンデンサを並列につなぐと1600kHzくらいに同調しますので、後は容量を増やせば低い周波数に同調させることができます。

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ここで二次コイルは、1回巻きで受信機に接続して室内でバリコンで可変すると問題なく高感度でローカル局は受信できましたが、やはり雑音もかなり拾ってしまいます。


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リモート同調は、先日12vの定電圧ダイオードが良い感じに容量が変化してくれましたのでとりあえず1本取り付けて実験してみることにします。

アンテナ側のマッチングボックスは、昨年末に買ったプリンタのインクのパッケージ。

捨てないで置いておくと、色々使えますね(笑)

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コントロール側はとりあえず、バラックで可変電圧の電源から供給します。

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二階のベランダに取り付けてみました。

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使ってみた感じは、よく聞こえますが、リモート同調は、甘い同調でシャープさがないです。

さらに周波数によって、変な電圧で最大感度になってしまいます。

あまりの強力なローカル局で電圧がバリキャップにかかって同調点が動いているのではと推測。

この方式は、使えないのかも…

参考までに回路を載せておきます。

同軸ケーブルに直流を載せて制御するところはいろんなものに使えると思いますよ(笑)

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無銭家の私は、MコネやBNCコネクタは、ほぼジャンクということで新しく作ったトランシーバーでもコネクタだけ古かったりします(笑)

背面なのでどうでも良いと思っていましたが、昔から気になっていたピカールを入手して使ってみました。

使い方は簡単、布につけて磨くだけです。

まずは、コネクタ…溝の中は厳しいのですが、かなり綺麗になりました。

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次にプリント板の銅箔面をこすると、これはビックリ。

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最後にアクリル板。これは20年間カーポートで使われていたもので、洗っても光沢はありませんでしたが、そこそこ復活(笑)

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使用後は、変なベタつきもなく色々使えそうです


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