2016年01月


10.5メガのIFフィルタをシールドボックスに入れました。AMフィルタの帯域内のハンプは、直列共振周波数があってる水晶に入れ替えて、さらに、入出力に並列にした水晶を入れ替えることで大幅改善できました。

SSBフィルタとCWフィルタの上側の漏れは、ダイオードスイッチのアイソレーションによるものです。このため、AMフィルタ側のダイオードは直列に二個入れました。これでも10デシくらい改善してます。

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帯域内の特性の凸凹の改善のため、水晶の直列共振周波数を全部測って、近いもののみにすると少し改善。

後は入出力に並列につけた水晶もいろいろ取り替えるとかなり特性が変化することかわかりました。


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500Hzくらいの帯域のフィルターです。

コンデンサは、330Pと160Pです。さすがに、これくらいの容量になると、インピーダンスも下がってきて損失も15デシくらいになりました。ちなみにSSBフィルター損失は5デシ、AMフィルター損失は2でしくらいでした。

帯域が狭いので、水晶の直列共振周波数を測定して近いものを使っています。この水晶セット、意外にずれてるのがありました。

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同じ測定系で帯域を2.2kのSSB用フィルターを組んでみました。コンデンサは68Pと34P。

今回は、入出力の水晶をパラにすると特性は持ち上がらず、悪化しました。受信用なのでスカート特性重視でいきます。次はCW用です

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10.5メガの水晶100個届きましたので、AM用フィルターを組んでみました。帯域内リプルがありますが、いい感じです。

ラダー型は、帯域の上限で減衰が増えて平坦特性をだすのが難しいときがあります。

そのときは、両端の水晶をパラにするとかなり持ち上がります。100個もあるので気にせず使えます(笑)

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