TE-1901 アンテナアナライザー

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1.主な特徴
●5x5cm の基板を用いたポケットに入る小型軽量のアンテナのリターンロスアナライザーです

●ダイオード検波出力を表示する汎用アナライザーと異なり、ヘテロダインで中間周波数に変換後にDSPでdBμVで信号レベルを読み取ります。したがって低レベルの信号もよく読み取れます

●感度が良いためリンクコイルのみで、ディップメーターとして使用可能です。

●周波数は1kHz単位まで設定が可能で、簡易信号発振器としても使用できます

●リチウムポリマー電池、充電回路を内蔵、スマホのμUSB充電器がそのまま使用できます。

●動作は、下の動画をご覧ください。
(動画にある、ハムバンドの周波数メモリ機能はなくなりました)



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2.仕様
●周波数範囲 1-100MHz
●リターンロス測定範囲 0-30dB
ブリッジ出力のトランスの特性により5メガ以下、60メガ以上は精度が悪くなります

●周波数スパン設定 100/50/10/5/1/0.5/0.1/0 MHz
●周波数設定ステップ  10/1/0.1/0.01/0.001MHz

●液晶表示 OLED 128x64ドット
リターンロス横軸100ポイント
選択周波数でのバーグラフ
バッテリー電圧表示

●レベル検出 ヘテロダイン方式、IF10.7MHz、DSPによるレベル検出

●発振部 PLL方式

●インピーダンス 50オーム
●コネクタ SMA。ハムフェア 頒布品にはM型の変換コネクターが添付されます。



3.取扱説明書: 下のリンク


4.注意事項

●本器は測定器でなく簡易アナライザーしての位置づけとなります。

・校正は、簡易となりますが、周波数500Hz以内、レベルは、開放時に1dBとなるようにしています。神経質の方は、市販のものをお求めください。

●仕様は、予告なく変更されます。

●自作品のため加工の時の傷、穴ズレ等はあります。また、ケースの穴が小さく、お手持ちのUSB充電コネクタが刺さらない時は、お手数ですが適合サイズのケーブル購入をお願いします

●組み立て済みのため、回路図、プログラムは公開されません。

●万一の取扱、保管中の事故や損失が生じた場合でも、当方は一切責任を負いません。

●本機は修理は困難ですが、故障の時はご相談ください。ベストエフォートで対応します。

参考までに、HP8754A Network analyzer+ 8502A transmission reflection test setと本器のデーター比較です
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5.試作版モニター(5名)様に使用頂きました。その時のご指摘事項と対応状況です。
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★本機の充電ケーブルについて
スマホ充電用のマイクロUSBケーブルをお使いください。

本機は、百円ショップのDAISOの下の写真のケーブルにて動作確認しております。

入手できないときはご相談ください。

FullSizeRender

以上