送信ファイナルアンプはRD01MUSを使っていましたが、アイドリング調整していたらまたもや昇天しました。

さすがに、ちょっと弱すぎるので、ファイナルを変更しました。

出力20mWを歪みを少なく出力できれば良いのですが、このレンジのトランジスタはあまり出回っていません。

今回、秋月で6本100円という安価で売られていた2SC2383を使ってみました。
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-09919/

この石、少し大きくて丈夫そうですが、ftが100メガ程度なので、HF用に使おうと思っていたものです。

50メガの利得はあまり期待できませんが、まあ、実験ということで(笑)

結果、利得は10デシくらいは取れて20mWリニアで出力されました。

三段のローパスフィルターの損失もあり、最終出力は10mWとなりましたが、山移動では、これくらいの出力でも楽しめます。

0-200メガのスプリアス特性は以下のようになりました。

10メガ付近のものはIFの通り抜け、40メガ付近のものは、ローカル信号の漏れとなりますが、全て-60デシ以下ですので非常に綺麗と言えます。

マイクロインダクタを使った小型のローパスフィルターもバッチリ効いてますね。

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しかし、何も考えずに実験しながら部品を並べましたが綺麗に納まったのは嬉しいです。残りのスペースはフィルタ切り替えのトランジスタを入れる予定です。

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