SSB復調は、いつもならダイオードなのですが、キャリア発振も必要でしたので、7320Pを使用しました。

ICを使う場合、大切なのはレベル管理。しっかりと規格表をながめてオーバードライブしないようにします。

各レベルについて、出力の歪みをみながら最良点を探ります。今回は規格表のIMD特性から、キャリアレベルを100mV rmsとした場合、IF信号入力が100mV rmsを超えないように設定しています。このときのIMDは60dBとなります

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入力信号に対する検波特性を測定してみました。
THDが0.2%となる入力レベルは、-34dBmですので、通常の受信信号がこれ以上の入力になるようにIFアンプの利得を設定する必要があります(受信機入力-125dBmのときs/n10dBというのが一般のアマチュア受信機の受信感度の仕様ですので、RFアンプ利得+ミキサ損失+IFアンプ利得=90dB程度あればよいことがわかります)
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参考までにICのカタログから、みておきたいところのみコピペ
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