2022年のFDコンテストにQRPで自宅から参加しました。

トランシーバーは、昨年作ったWQ1(1.8-144メガCW機)とWVU601(1.8-50メガDSB、AM機)です。
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コンテストではQRPは5W以下とですが、こちらは10mW、0.01Wとなります。

アンテナは、HFがスローパー、50メガが6エレ、144メガは2階のベランダホイップでした。

少し、涼しくなってきたので多くの移動局を期待したのですが、あまり聴こえず。

結果は、13局でエリア外はなしと残念な感じでした。特にHFが全く飛びませんでした。
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14、21では九州とか強く入っていたのですが…

144MHz CWでは栃木県と交信、距離は80km以上、50MHz DSBでは御岳山30kmくらいが最長でした。

DSBは、実質5mWくらいなのですが、その割に3局も交信できて楽しめました(^^)


ミリワットと聴くとほとんどの方が交信できないと思われるかもしれませんが、意外に簡単に飛んでくれます。特に最近の無線機の性能はかなりよいので。

例えば、今回のコンテストでは参加局の最大パワーは50Wです。これをdBmにすると47dBmとなり10mW(10dBm)との差は、37dBとなります。

受信機の感度では、0dBμⅤの信号強度があればほとんどの無線機は聞えますので、こちらで37dBμⅤ程度で聞こえていれば交信できることになります。

ここで37dBμVは、Sメータでは無線機によってもかなり差がありますが、S9程度ですので、結構交信対象はあります。

私の自作機は、Sメーターは全て㏈μVで読めるようにしてあります。受信電界強度表示があると30dBμ程度で入っている局のみコールするようにすれば効率よく交信できて便利です。

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ミリワットのコンテスト参加は、相手に迷惑がかかると思いながらも楽しいので辞められませんね。