12/11(水) 青島のホテルで早朝から温泉。バイキング朝食のあと宮崎駅行のバスに乗り空港へ。朝の通勤時間だがバスは90分に1本。ただJR(空港までは南宮崎で乗換あり)は30~60分毎にある。9時前に空港近くでレンタカーを借りて出発。

今回のルートは以下の通り。紫色が1日め、赤色が2日目にまわった公園です。
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⑤JP-2019 みやざき臨海公園、JCC4501宮崎市
ビーチ横の駐車場から40mから開始。レンタカーのルーフにマグネット基台でマッチングが取れるか心配だったが自宅の車と同じようにラジアル長7mくらいでうまく行った。CQを出すと1エリア各局から呼ばれるがQSBが激しいのでCBしても応答がないことが続き効率が悪い。PSKRを見ると本州から北海道まで広範囲に飛んでいて20分でACT完了。

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⑥JP-1759 阿波岐原森林公園、JCC4501宮崎市
先の公園から数分で到着。森林公園だがビーチ横にあるので意外。ここも40mで15分程度でACT完了。レンタカーにUSB充電端子がついてなかったので充電アダプターを近くのイオンに行って購入。さすがに土地が安いせいか宮崎イオンはとんでもない広さで駐車場からダイソーまでの距離が半端でなく走り回った(笑)
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⑦JP-1758 特別史跡公園西都原古墳群、JCC4508西都市
車で60分程度内陸方向に移動、広大なロケーションに古墳が広がるエリアに到着。海から離れたが伝搬は問題なく、11時台であるが40mで1エリア中心に交信ができた。短時間のPSKRをみると本州全般1000km以上まで飛んでいる。今回の移動で40mのPSKRを各公園で見たがほぼ同じような感じでこのシーズンは日中でもかなり距離が伸びていることが分かった。関東でオンエアしているとどうしても500km以上のところは局が少なくあまり飛んでいないようにみえるので新たな発見。12局/20分
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⑧JP-1751 西都原杉安峡県立自然公園、JCC4508西都市
自然公園というところは公園と違ってナビで駐車場とか見つけにくい。そこで地図でエリア内の橋やダムをみつけて近くで運用することが多い。今回も川沿いの道端で運用、谷間でロケが悪く昼ということで40mは関西の数局と交信したあと呼ばれなくなったので→17m→20mにQSYして関東の局と数局づつ交信してACT完了。QSYの度にアンテナ調整に時間を要したので12局/40分

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⑨JP-2022 川南遊学の森 & ⑩JP-1750 尾鈴県立自然公園、JCG45002A児湯郡 
山間部の林道のような狭い道を走って到着。静かな森に狩猟をしているのか銃声が響いていた。引き続き17mにでたが国内はスキップしていてVKのみと交信。平日昼過ぎだったがこの日まだやってなかった30mを試すと1エリアから結構呼ばれACT完了。16局/30分
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⑪JP-2021  宮崎県農業科学公園、JCG45002B宮崎県児湯郡高鍋町
日向まで行く予定だったが14時くらいになり戻る時間を考えて宮崎方向に戻ることに。途中にある農業科学公園から。40mはQSBが激しくリトライが多かったがここでも広範囲にオープンしていたがリニアアンプの電池切れとなり最後は0.5W運用となった。10局/15分
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⑫JP-1757  宮崎県総合運動公園、JCC4501宮崎市
前日まわれなかったがここは空港近くなのでレンタカー返却まで安心して運用できた。宮崎市内に戻る間にモバイルバッテリーも少し充電できたので16~17時まで5W運用。前日フランスの局からハイバンドのリクエストがあったので最後15分に24MHzにでてみたところいきなりそのフランスの局からコールがあったので驚く。続いてスウェーデン、ドイツ、ロシアとコールされて最後は海外にも少しサービスができた。この日ハイバンドは非常にコンディションがよかったようでラッキーだった。26局/60分
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最後に空港のラーメン店「響」で宮崎ラーメン、餃子を。すごく美味しかったです。2日間楽しかった。ワッチ頂いた皆様ありがとうございました。
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12/10-11、航空会社のバーゲンセールの格安チケットを使って一泊ですが宮崎の公園をまわってきました。関東で昼間の40mバンドでPOTAをやっていると九州の局とは滅多に交信できないので遠くに感じられます。実際、春先の大分、福岡移動では少しでも飛ぶように釣竿アンテナをもっていったにもかかわらず関東まで殆ど届かず、ACTするのに1時間くらいかかり苦戦しました。今回は、冬のコンディションなので事前にアンテナ選択を行い近くの公園で何度か予行演習を行いました。

初日は、鉄道とバスを使ったウォーキング、2日めはレンタカーを使いました。個人的に鉄道やバス旅が好きなのですが、宮崎市内でもバスは大変便数が少なくバスルートはあるもののアクセスが難しいです。今回のブログで出張や旅行の際の宮崎県のPOTAの参考になれば幸いです。


12/10(火)
まず、朝8時羽田発のFLTで宮崎空港に1010着。1039発のJRで宮崎神宮駅着1102。鉄道は90分に1本程度しかも宮崎駅乗換のあるものもありますので事前にルート時間をよく確認しないと大きくロスします。

●JP-1755 平和台公園
駅から徒歩で30分で到着。高台にあるのでものすごい階段を上る必要がありました。世界各地で集められた石で作られた平和の塔がみえるベンチに2mロッドのモービルアンテナを置いて昼間の様子をみるために40mバンドで運用開始1138。意外にも昼でも関東から呼ばれて喜んだのですがかなりのQSBがあるようですぐに尻切れになったりしたので数局で30mにQSY。しかし、ものすごいノイズで何も受信できず20mへ。ここでは関東とDU,UA0から呼ばれて30分程度でACT完了
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●JP-1756 宮崎県総合文化公園
先の公園から徒歩30分。ローバンドがダメな昼ということもあり1239から18MHzを試しました。幸い1エリアがOPENしていたのでUA0含め簡単にACT完了。先の30mのノイズが気になったのでQSYしてみたところノイズはまだかなりありましたが3~1エリア4局と交信(終了1309)
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●JP-2020 県立青島亜熱帯植物園(2fer JP-0154日南海岸国定公園)
総合文化公園のバス停に人がいたので行ってみたところちょうど宮崎駅行のバスが来て移動(宮崎のバスはSUICA使えます)。青島へは宮崎駅からJRかバスで行けますがどちらも90分に1本くらいしかありません。30分待ちだったので駅でランチにしてバスで青島へ。バス停はちょうど植物園の前に停車、入場料は無料です。植物園の温室の前のベンチから40mバンドで運用(1458から)。コンディションもよく30分で20局と交信。そのあと植物園を見学
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●青島 JP-0154 日南海岸国定公園
せっかくなので目の前の青島に徒歩で渡り40,20mで交信。途中でリニアアンプの電池がなくなり0.5W運用になりましたが、植物園が未交信の方がおられたので再度植物園に戻りました。さすが本州方向は海ということもあり40mバンド0.5Wでも結構飛んでくれたのでさらに10局程度交信できました
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最後に40mバンド0.5WでのPSKRです。距離1600kmの北海道まで飛んでいたのでびっくりしました
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この日は、青島泊。夜は寂れた町になりますが温泉でゆっくりできました。つづく


















先月末に開催された第76回 JARL理事会報告が会員ページに公開されました。こういうのが公開されるようになったのは非常によいことと思いますが、内容を読むと気になることも沢山書いてありました。


0.会員数について(報告書P.68)
末尾のグラフをみて昨年から会員数が大きく減少していることが分かった。新体制になってからともいえるこの現象は単にコロナが終わったとされているがそうだろうか。新体制になって情報公開やJARL幹部の海外イベント参加以外はあまり変わってないし、皆が期待していたQSL遅延問題に迅速なアクションが打たれていないことやマイルストーンもないため退会された方が多いのではないか。そしてさらに会員数が減ることになる大きな動きがあったので書いておきたい。


1.JNの紙版の廃止
さらにJNの紙配送取りやめで電子化は一般的には歓迎されるものですが、会員の年齢層から紙誌面を楽しみにしている人もいるかも知れない。また、ライフメンバー費用がQSL転送料+JN郵送となっていて今でもJNはライフメンバーは無料で電子版を見れることからこのJN郵送分(約700万円)がなくなるので減収となる。それに伴い、今の正会員費も安くしないと納得できないメンバーもいるだろう。単純にサービスの減少は減収や会員減につながるのでよく考えた方がよいのではないか。個人的にはJNニュースをQSTのような価値ある誌面にして会員増の一案としてもらうような検討が欲しかったので残念。


2.ハムフェア来場者数と入場料値上げ(P.44, 資料ー1)
今年のハムフェア入場者数の発表値は、1日め33,000人、2日め12,000人となっている。毎回、イベントに参加しているがどうみてもそんなにいない。今回、収支決算書からチケット収入はたった865万円しかない。例えば初日の33,000人が全て会員(入場料1,000円)であっても3,000万円の収入があるはずなのになぜだろうか...ということはやはり入場者数は多くても1万人程度ではないのかな。見た感じは関ハム(発表値は初日5,000人...これもそんなにいるのか怪しい)の3倍程度なので。

また、資料をみるとハムフェアのコストは、2900万円。そのうち2100万円は出展者が負担していることが分かった。G-MEXの会場のみの費用は700万円以下であるがその他費用の大半をイベント興業屋に支払っている感じだ。来年のハムフェアは一般入場料金は2,000円→3,000円で発表済(3,000円を払ってまでこのようなイベントに来る人がいるのか疑問)、出展者料金も5%ほど値上げされる見込みです(報告書P.43)。そもそも商業イベントでないのに出展者が殆ど費用を負担するというのはおかしいのでは。この程度のイベントであれば一等地はやめて郊外で安い出展料で運営できるイベントを目指したらよいと思う。

物価高などのコスト増を見込んでの予算のようだが、入場料や出展料の値上げは参加者数の減少につながるのでそのまま利益がでると考えるのは甘い。ハムフェアはアマチュア無線の広報イベントで会員を増やす機会でもあるはずなので値上げでなく値下げしないとジリ貧は避けられないだろう。出展料を値上げするのであれば反対の意味を込めて個人的に出展はしないつもりだ。

3.最後に
最後に公開されていた理事会資料をみてハムフェアの入場料値上げを先月末にネットで書いたところJARL理事の方から直メッセージでどこからの情報か問い合わせがあったので正直驚いた。こんなに大事なことなのに理事会で話し合われていないようだ。やらなけばならないことをしないで物価高なので単純に値上げを決定してしまうような組織にみえるので非常に危険な感じがした。



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