今日から送信の電力増幅部の製作です。

デバイスは、いろんな手持ちのTRを実験したいところですが、取り急ぎRD15HVF1という15WくらいまでのFETでやってみます。

C級なので入力のバイアス回路は不要です。ドライブを直結して、出力回路は、とりあえず10W目標とすると、インピーダンスは、13Vx13V/(2x10W)=8.5オームなので、1:4のトランスでインピーダンス変換してやってみました。

ドライブは、約0.3Wで出力は、3.3W程度でました。スペクトラムは、2倍の高調波が当然ですが、ほとんど同じレベルで出てきますので、50dB程度減衰するLPFが必要となります

入力整合回路を作ってどれくらいまでパワーがでるか。やはり弱肉強食のFMですので、10W近くまで出てほしいところです
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連休の製作も大詰めとなりました。

本日は、朝から送信PLLと変調部の製作を行いました。なかなか、安定しない送信部、変調がかかったり、かからなかったり。古い基板なので何が起こっているのかわかりません。

とりあえず、全部半田をやりなおしてみました。この基板、前のオーナーが未完成で投げ出したものだけあって、半田付けがいまいちなんです。

全部、やり直した後、電源投入したらばっちり動作しました。

VCOの次段のデュアルゲートFETは、PLLのロックが外れると出力断になるようになっていました。

このFET出力コイルは50メガのままで同調コンデンサを足しましたが出力は5dBmくらいでました。

この基板のファイナルトランジスタはついてなかったので、ジャンクボックスから、2SCの少しボディが大きい2SC2500を使ってみました。調べて見ると、これは何とカメラのストロボ、フラッシュ用のトランジスタということです。

まあ、FM用なのでC級で飽和させて使うのでhftとftがそこそこあれば、何でも使えます。コイルも適当に4:1に巻いておしまい。0.3Wくらいはでました。こういう時に眠っているパワートランジスタを活用しましょう(笑)

変調度は、久しぶりにFM直線検波器をだしてきて、調整しました。

午後は、パネル製作です。連休も終わりに近づき、時間もないので、今回は、短時間で加工できるよう、パネルはベーク板にプリンタ印刷フィルムを張り付けました。ベーク板はちょっと強度的に心配ですが、作業性が最高です

メーターはCB機のもの。やっぱり電球の照明はいいですね。

本日、Eスポで5エリアくらいまで開けてました。なかなか面白そうです

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PLL部を製作しました。オリジナルは、送信51メガ、受信61.7メガが発振するような回路でした。これを送信29メガ、受信39.7メガになるようにつくりかえます。

オリジナルの発振コイルは送受ともにfcz50でした。これらは、新しく自分で巻いて入れ替えました。

自作だと空中配線であっという間に出来るのですが、キットの改造は基板からコイルを外すのがなかなか大変で手間がかかります

また、VCOが発振せず、発振回路のFETのゲートに入ってるコンデンサ3pが周波数が低くなるので容量を6pに増やす必要がありました。こういうのをいじったり、なかなか大変でした。

しかし、なんとかPLL完成。SGから信号を入れたら聴こえました。-10dBμvでも聞こえるので感度は良さそうです
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