自宅から出る場合にパワーアップできるように、リニアアンプにキャリアコントロール回路を追加しました。

感度は十分で0.2Wくらいでも動作します。

これで30Wくらいまで増力できましたが、ハム音がかなり入ります。電源を変えたりしてみましたが止まらず…
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とりあえずどんな感じなのか把握するため、10pくらいのバリコンをつけて軽く触ってみました。

給電のループをつけてみると問題なくVSWRが落ちる点がありました。しかし、29メガで50kくらいしかとれません。

ちょっとバンド幅が狭すぎます。しかも、バリコンから手を離すと100kくらい共振周波数がずれてしまいます。

ちょっと扱いにくい感じですー

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自作トランシーバーは、完成した後も使っているといろんな不満点がでてきますので、なかなか終わりがないのが普通です。

まあ、そこが、面白いのでありますが…

今朝は、送受信の切り替えの際にロックが遅い点を改良してみました。

出勤前にPLLのループフィルタを定数を変更。このあたりは計算でも求まりますが、実際は、使いながら調整するのも効果がみえます。

ロックが遅いのですから、コンデンサを小さく、抵抗も小さくとなります。結果は、かなり改善が見られました。

切り替え時間が気にならないときは、スペアナでキャリアの裾の改善は、コンデンサを大きくするとさらに良いポイントがみつかることがよくあります。

PLLというと計算でおしまいという感じがしますが、実際はアナログ部品の塊です。どの部品をどうすれば波形がどのようになるか体感できるようになると自作も上達すると思えます。

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