似たようなケースを先日購入済みだったのですが、やはり、29MHzのトランシーバーと揃えたく、秋葉原を探し回り見つけることができました。

この基板は、元は、このシャーシに入っていたので寸法的にも問題ないはず。しかし、20年前と同じものが売られているのは嬉しいものです。

前面パネルは、前と同じくベーク基板にプリンターでシールに印刷しました。

VFOは、多回転ボリュームを使用して、バリキャップで周波数を可変してます。IFが10.625MHzなので、3.625メガから30kHz程度、可変できる仕様にしました。ボリューム一回転3kHZくらいですので、500Hz幅のフィルタでも楽にゼロインすることができます。

ボリュームと、メーターを取り付けて、いい感じで完成…と思ったのですが、メーターをつけたために基板が入らないミスを犯してしまいました。ガックリです。

基板を切り取るにもかなりダメージがあります。いろいろ考えたのですが、結局後ろにはみ出す形で取り付けることにしました。これで、少しは笑いが取れるかも(笑)

ここまで作ってアンテナをつけて聞いてみました。CWフィルターもいい感じです。

送信パワーは2Wくらいでているようですが、発振気味です。今後、手直しをして行きたいと思います

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水晶変わりになるPLL ICを実験してみようと秋月で購入。ICは表面実装でピッチは0.5mm。さすがに半田付けの自信はありません。

そういうことで、0.65mmピッチの変換基板でチャレンジ。ICの足をカッターの刃を入れて広げて取り付けました。

このIC、低価格で200メガまでの2つの周波数を同時に出せるので水晶の特注から解放されるかもしれません

とりあえず、半田付けは、上手くいったような気がしますが…(笑)

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このトランシーバーは、かなり前に作ったもので、スペアナを持っていない頃に製作したものでした。

IFが10.625MHz。VFOは3.6MHzという構成なので、VFOの2倍の高調波のレベルが高いと、7MHzの送信スプリアスとして増幅されて厄介なことになります

今回、VFO出力スペクトラムをみると2倍は30dBくらいしか落ちてません。1個のパイ型LPFしかいれてなかったので予想通りですが…これでは、送信スプリアスを低減するのは大変です

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今回、コイルを2個巻いてさらに、パイ型ローパスのコイルに並列に100pの減衰極を入れて改善してみました。

レベルが10dB程低下しましたが60dBくらいに2倍波を低減することができました。

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