今回の動画は、自分が作ってアマチュア無線のイベントなどで頒布しているアンテナアナライザーの製作を振り返ってみました。今、頒布しているTE2101は、2021年から頒布をしている片手に収まる超小型の装置です。みなさまのおかげで、今でも毎日のようにSNSで使われているところをみることができますが、いきなりこの機種が作られたのではありません。 自分が、学生時代からどんなアンテナ測定器を作ってきたか思い出しながら、開発された背景などを紹介したいと思います。最初は物まねで作っていましたが、だんだん、自分が使いやすいもの、オリジナルのものを考えるようになりました。みなさまの製作のヒントになることがあれば嬉しいです。


 

<関連動画> TE-2101アンテナアナライザー https://youtu.be/FeSu6lVyBgI RFワールド「アンテナアナライザー」 https://youtu.be/nLY3RoguduU TE-1901 アンテナアナライザー https://youtu.be/UClGX3IwPlA




Tiny SA Ultraの取説をみているとAMモニター機能というのがありました。

イヤホンを接続してマーカー周波数をラジオの受信周波数にセットすればよく聴こえます。SGを使って感度をみたところ0dBμVくらいまで聴こえるようでした。VHFでも同程度の感度がありますのでエアバンドやアマチュア無線の50MHz AMなんかも楽しめます。また、RBWを変更すると受信帯域も変更できます。

本来のスペアナ機能だけでなく楽しめますね


今回の動画は、海外で作られた格安スペアナをつかって無線機のスプリアス測定をする方法について、まとめてみました。

自作トランシーバーを頒布していると、購入された方から、
JARDからスプリアス画像を要求されたというような問合わせを受けることがたまにあります。昔であれば、スプリアス測定は、測定器が高すぎて個人で購入することは難しかったのですが、今は測定器も安く入手できるようになりました。

そこで今回は、人気の測定器、
Tiny SA Ultraを実際に購入して、JARDの要求するスプリアス測定をしてみます。ちょっと難しい内容ですが、初心者の方でも理解できるように配慮しています。この動画をみて、スプリアス測定ができるようになると、自分で作った無線機も安心して使うことができるでしょう。また、海外で安く売られている無線機などを購入して、JARD保証も受けることもできるようになると思います


参考 ●JARD資料:https://www.jard.or.jp/warranty/kihondata/spurious_measurement_method.pdf ●総務省HP:https://www.tele.soumu.go.jp/j/sys/others/spurious/




 

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