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ハムフェア2019でAKC(アマチュア キット クリエイターズ)ブースにおいて頒布した装置について、部品を多めに発注していますのでアンテナアナライザーとRFフィルターテスターについて頒布受付を再開します。→終了しました

ある程度の台数の申込があった時点で製作開始します。完成の目処がたった時点で、申込頂いた方に個別にメールでご連絡しますので、お待ちいただくことになるかと思いますがよろしくお願いします。

申込は、私のコールサイン@jarl.com宛メールにてお願いします。



なお、多くの方に申込いただいているAMトランシーバーにつきましては、主要部品が入手できなくなったため追加製作ができない状況です。

大変申し訳ございません。本件は再設計含めて検討中ですので、お待ちください。





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<頒布品> キットではなく、すべて動作確認済の完成品です。
★理由:基板が細かくて半田付けが難しく自分で作っても一発で動作しないので、キットに移行できません(汗)




・周波数範囲 : 1~100MHz。
・市販のダイオード検波とは異なり、シングルスーパー受信とDSPレベル検出で感度良くリターンロスをdBで読み取れます。
・リチウムポリマー電池内蔵、スマホと同じ充電式でポケットに入る大きさですので移動用に最適です。
・感度がよいのでディップメーターとしても使うことができます。

★取扱い説明書

●アンテナアナライザー 完成品 (付属品なし)
頒布価格 10,000円 ➕送料
→ 改良のため頒布は行っておりません。2021年バージョンリリースをお待ち下さい。


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注:動画は試作機のため頒布品と一部仕様が異なります。





・周波数範囲: 10kHz~100MHz。
・外部パソコン不要、スタンドアローンでお手軽に使える水晶振動子やフィルターチェッカーです。
・超音波素子、水晶発振器、LPF、HPF、およびLC共振回路の特性をみることができます。
・水晶フィルターの通過帯域特性、高周波増幅器の周波数特性などの確認もできます。
・充電式なので屋外のフィルターや増幅器の特性確認にも使えます。
・リターンロスブリッジを購入(簡単に自作もできます)することで、アンテナアナライザーとして使えます
・下の写真の上部の水晶フィルター、ワニ口クリップの治具は添付されません。

★取扱説明書

●RFフィルターテスター 完成品 (付属品なし)

  0.9インチOLED 2色ディスプレイ → 頒布終了しました。

  1.3インチOLED 単色ディスプレイ 頒布価格 10,000円➕送料→ 頒布受付中。今後フィルターテスターは1.3インチディスプレイのみとなります

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0.9インチと1.3インチの比較

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注:動画は試作機のため頒布品と一部仕様が異なります。



                                                    (TR-1902)

突っ込みどころが満載の評価中、人柱バージョンです。
自分が通勤、旅行でどこにでも持ち歩いて楽しめるよう開発したもので、小型多機能化のため高周波増幅や同調コイルがない広帯域設計です。

したがって感度不足やイメージ受信など問題もありますが、それ以上に楽しめるポケットトランシーバー&広帯域受信機です。


AM受信は、4素子のクリスタルフィルターに加えてDSPにて混雑している短波においても切れの良い受信ができます。上級マニア向けです(笑)

・50MHz AMトランシーバー(数mW出力。主にハムフェア会場などでの交信を想定しています。★本機は、自作機としての免許申請が必要です。免許申請の際はご連絡下さい)

・将来の実験用に外部フィルター、内部改造を使用することで3.5-28MHzのハムバンドで送信ができます(このままで送信すると電波法違反となりますので、絶対に送信しないでください)
・バンドスコープ(6mAMはさびしいので...)。

アンテナ調整などの受信電界強度計としても使用できるdBμVレベル表示
・AM広帯域受信...0.5MHzから200MHzまで連続受信。4素子の水晶フィルター内蔵
・エアバンド受信
・29/50/145MHz FM受信可(スロープ検波による)
・AM/FM放送受信ラジオ(DSP直接復調)


●50MHz AMトランシーバー 完成品
頒布価格 15,000円 
 → 受付終了しました
 

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注:動画は試作機のため頒布品と一部仕様が異なります。


★本機の充電ケーブルについて
スマホ充電用のマイクロUSBケーブルをお使いください。

本機は、百円ショップのDAISOの下の写真のケーブルにて動作確認しております。

入手できないときはご相談ください。

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TE-1901 アンテナアナライザー

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1.主な特徴
●5x5cm の基板を用いたポケットに入る小型軽量のアンテナのリターンロスアナライザーです

●ダイオード検波出力を表示する汎用アナライザーと異なり、ヘテロダインで中間周波数に変換後にDSPでdBμVで信号レベルを読み取ります。したがって低レベルの信号もよく読み取れます

●感度が良いためリンクコイルのみで、ディップメーターとして使用可能です。

●周波数は1kHz単位まで設定が可能で、簡易信号発振器としても使用できます

●リチウムポリマー電池、充電回路を内蔵、スマホのμUSB充電器がそのまま使用できます。

●動作は、下の動画をご覧ください。
(動画にある、ハムバンドの周波数メモリ機能はなくなりました)



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2.仕様
●周波数範囲 1-100MHz
●リターンロス測定範囲 0-30dB
ブリッジ出力のトランスの特性により5メガ以下、60メガ以上は精度が悪くなります

●周波数スパン設定 100/50/10/5/1/0.5/0.1/0 MHz
●周波数設定ステップ  10/1/0.1/0.01/0.001MHz

●液晶表示 OLED 128x64ドット
リターンロス横軸100ポイント
選択周波数でのバーグラフ
バッテリー電圧表示

●レベル検出 ヘテロダイン方式、IF10.7MHz、DSPによるレベル検出

●発振部 PLL方式

●インピーダンス 50オーム
●コネクタ SMA。ハムフェア 頒布品にはM型の変換コネクターが添付されます。



3.取扱説明書: 下のリンク


4.注意事項

●本器は測定器でなく簡易アナライザーしての位置づけとなります。

・校正は、簡易となりますが、周波数500Hz以内、レベルは、開放時に1dBとなるようにしています。神経質の方は、市販のものをお求めください。

●仕様は、予告なく変更されます。

●自作品のため加工の時の傷、穴ズレ等はあります。また、ケースの穴が小さく、お手持ちのUSB充電コネクタが刺さらない時は、お手数ですが適合サイズのケーブル購入をお願いします

●組み立て済みのため、回路図、プログラムは公開されません。

●万一の取扱、保管中の事故や損失が生じた場合でも、当方は一切責任を負いません。

●本機は修理は困難ですが、故障の時はご相談ください。ベストエフォートで対応します。

参考までに、HP8754A Network analyzer+ 8502A transmission reflection test setと本器のデーター比較です
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5.試作版モニター(5名)様に使用頂きました。その時のご指摘事項と対応状況です。
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★本機の充電ケーブルについて
スマホ充電用のマイクロUSBケーブルをお使いください。

本機は、百円ショップのDAISOの下の写真のケーブルにて動作確認しております。

入手できないときはご相談ください。

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以上

TE-1902 RFフィルターテスター

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1.本装置で出来ること
周波数10kHz~100MHzまでの以下の特性確認

●RFローパス、ハイパス、バンドパスフィルター
●水晶フィルター、セラミックフィルター
●高周波増幅器の周波数特性、増幅度
●水晶振動子の並列、直列共振周波数
●LC共振周波数
●超音波振動子
●その他、簡易SG、レベル計としても使えます
●リターンロスブリッジを追加することでアンテナアナライザーとしても使えます。(2019/07/21更新)


動作は以下の動画をご覧ください。






2.仕様
取扱説明書をご覧ください (2019/06/24更新)
http://becl.g2.xrea.com/7l4wvu/filter_tester/manual20190511.pdf



3.ネットワークアナライザー(HP製E5100A)と本器のデーター比較

●水晶フィルター7.8MHz通過特性(左 4.8kHzCB用。右 SSB用)
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●水晶振動子の特性(左)、並列共振回路ノッチ(左)
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4.試作版モニター(5名)様からのご指摘事項と対応状況
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5.その他
●本器は測定器でなく簡易テスターとしての位置づけとなります。一台ずつ周波数とレベルの簡易校正は実施していますが、神経質の方は、市販のものをお求めください。また、ポート間のアイソレーション(1-100MHz)は一番上の写真のようになります。(2019/06/27更新)

●仕様は、予告なく変更されています。

●マイクロUSBの充電コネクタは、いろんなサイズのものが市販されています。一応、DAISOで売られている2種類のもので充電できることを確認していますが、お手持ちのUSB充電コネクタが刺さらない時は、ケーブルの買換えをお願いします。

●組み立て済みのため、回路図、プログラムは公開されません。

●万一の取扱、保管中の事故や損失が生じた場合でも、当方は一切責任を負いません。

●本機は修理は困難ですがベストエフォートで対応します。

●コモンモードフィルターの測定はできません







アンテナアナライザーアダプター(リターンロスブリッジ) 部品キットの製作動画です




★本機の充電ケーブルについて
スマホ充電用のマイクロUSBケーブルをお使いください。

本機は、百円ショップのDAISOの下の写真のケーブルにて動作確認しております。

入手できないときはご相談ください。

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以上

TR-1902 AMトランシーバーは、趣味の範囲で使用する実験用装置です。メーカー製品のような完成度はなく、感度も低く、イメージ受信もあるなどの人柱バージョンとなりますのでご注意ください。

なお、本機をトランシーバーとして使用される場合は、50MHz専用の自作機として無線局の免許申請が必要となります。

最近は保証を取るのも難しくなってきているようですので申請の際には、まずご相談くださるようお願いします。

●6mAMトランシーバー内蔵(免許申請が必要な数mWのQRPPです。ハムフェア会場でのロールコールチェックイン用とかに良いかもしれません)
●バンドスキャン、バンドスコープ(短波、6mのみ。6m AMはさびしいので...)
●受信電界強度測定機能 dBμV(アンテナ実験の電界強度計として使えます。少し誤差はあります)
●AM受信...DSPのみではなく、シングルスーパー+クリスタルフィルター+DSP受信なので混雑している短波放送でも良く受信できます
●AM/FMラジオ...感度は落ちますが、山移動でのFM遠距離、電車に乗りながらのコミュニティFM受信など楽しめます
●エアバンド受信
●スロープ検波による29/50/145MHz FM受信...音質はそれなりですが、スロープ検波で復調できますので実験用には使えます
●1000mAHリチウムイオン電池+マイクロUSB充電...スマホ用が使えますので旅行中でも専用充電器や電池は不要です
●スマートなデザイン(自分ではすごく気に入ってます!)


取扱い説明書です(2019/9/13更新)

●本装置の紹介動画です

●送受信特性です




●AMクリスタルフィルターの動作(KTWRを受信しながら+/-5kHzに周波数をずらせています)(2019/7/15更新)

●短波受信 Voice of America, Botswana 6195kHz (2019/7/15更新)

●短波で受信したトルコ放送


●免許申請送信系統図(2019/7/15更新)
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●本機は、無線知識がない一般の方が楽しめるものではないと思います。
また、受信レベル表示や周波数は一台ずつ校正しておりませんので誤差はあります。神経質の方は、市販品をお使いください。

●仕様は、予告なく変更されます。





★本機の充電ケーブルについて
スマホ充電用のマイクロUSBケーブルをお使いください。

本機は、百円ショップのDAISOの下の写真のケーブルにて動作確認しております。

入手できないときはオプションで用意していますので、ご相談ください。

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RFフィルターテスターにリターンロスブリッジを繋げると、アンテナアナライザーとして使えます。

非常に簡単に作れますのでキット化してみました。

まず、回路図です。抵抗は、51オームか100オームを二個並列で使ってください。あまり変わらないと思いますが、気持ち的に100オーム二本並列もよいかと

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部品セットはこんな感じです。基板は、写真と異なり両面銅箔の生基板となります。
コネクタ部のランドのカットが必要になります。

また、FB801に幕巻く線は、ポリウレタン線ですので半田ごてで熱すると被覆が溶けて半田付けできます。

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完成写真

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製作方法は、動画をご覧ください
https://youtu.be/dXVOFOij4ik

簡単で実用性も十分です。

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