2022年08月

KANHAM 2022で頒布した1.37m長のロッドアンテナを使った50MHz用の移動用のダイポールアンテナのボディーをさらに小型化したものを製作しました(写真下)。

FZGzZ2JagAEvRcQ

50MHz用とするには少し長さが不足しますのでローディングコイルを入れてマッチングをとっています。バランは、入ってませんが問題なく動作します。

●仕様
①周波数帯 50MHz帯(内部に延長コイルが入っているので144MHzは使用できません)
②コネクタ BNC
③VSWR  1.5以下 ( 周囲に何もない条件、50.3MHz, 地上高2mにて)
④重さ   約150g(同軸ケーブル、吊り下げ用フック含まず)
⑤外観   WxDxH= 90 x 26 x 40 mm (突起物除く)
⑥固定方法 紐などで固定
⑦耐電力  50W以下
⑧材質   PLA(50度くらいより高い温度で変形の恐れがあります。高温の車内などに放置しないように注意してください)
⑨その他  屋外で長期間で使用する設計ではありません。また防水にもなっていませんので短時間の移動運用でご使用ください(長期間の屋外での設置はできません)。


●構成
頒布品は、ロッドアンテナ2本と給電部のみです(マスト固定用クリップは、Daisoなどで販売されているものを使用するとよいでしょう)。ロッドアンテナは、使用時にネジ込みます。使用していないときは取り外せるのでコンパクトに収まります。
IMG_3052


●使い方
ポールにマストクリップなどをとりつけて、アンテナを紐で固定します。
ロッドアンテナは、あまり強くネジ込むと中のナットが緩む恐れがあるので注意しましょう。


●特性
短縮していますが、少しですので特に問題はありません。屋外で地上高2mで測定したVSWR特性は以下の通りです。
IMG_E3045

IMG_3048



●その他
本アンテナは、ハムフェア2022で4本のみ頒布予定です。(このサイズのロッドアンテナは現状入手が困難のため、今回の頒布で終了となる見込みです)




2022年のFDコンテストにQRPで自宅から参加しました。

トランシーバーは、昨年作ったWQ1(1.8-144メガCW機)とWVU601(1.8-50メガDSB、AM機)です。
IMG_3001

コンテストではQRPは5W以下とですが、こちらは10mW、0.01Wとなります。

アンテナは、HFがスローパー、50メガが6エレ、144メガは2階のベランダホイップでした。

少し、涼しくなってきたので多くの移動局を期待したのですが、あまり聴こえず。

結果は、13局でエリア外はなしと残念な感じでした。特にHFが全く飛びませんでした。
FullSizeRender

14、21では九州とか強く入っていたのですが…

144MHz CWでは栃木県と交信、距離は80km以上、50MHz DSBでは御岳山30kmくらいが最長でした。

DSBは、実質5mWくらいなのですが、その割に3局も交信できて楽しめました(^^)


ミリワットと聴くとほとんどの方が交信できないと思われるかもしれませんが、意外に簡単に飛んでくれます。特に最近の無線機の性能はかなりよいので。

例えば、今回のコンテストでは参加局の最大パワーは50Wです。これをdBmにすると47dBmとなり10mW(10dBm)との差は、37dBとなります。

受信機の感度では、0dBμⅤの信号強度があればほとんどの無線機は聞えますので、こちらで37dBμⅤ程度で聞こえていれば交信できることになります。

ここで37dBμVは、Sメータでは無線機によってもかなり差がありますが、S9程度ですので、結構交信対象はあります。

私の自作機は、Sメーターは全て㏈μVで読めるようにしてあります。受信電界強度表示があると30dBμ程度で入っている局のみコールするようにすれば効率よく交信できて便利です。

IMG_9118b


ミリワットのコンテスト参加は、相手に迷惑がかかると思いながらも楽しいので辞められませんね。


WQ1は、1.8~144MHzをカバーする超小型QRP CWトランシーバーです。

本体には、144MHz用のLPFが内蔵されておりますが、他の周波数にオンエアするときは、各バンドに適したフィルターを入れる必要があります。

最初、頒布のときにはフィルターをオプションにしようと思いましたが、HFも楽しめるように1つのフィルタで7,10MHz兼用できるものを添付することで設計してみました。

コイルは、SMDインダクターなので損失がそれなりにありますが、小型優先ということで(笑)
今回新しく基板を作成しました。フィルターはケースに入るように作ってあります。

IMG_E2870


特性です。損失は、7MHzで1dB、10MHzで2dB程度です。
IMG_E2871

出力は、100mW程度となりますがスプリアス的には問題ありません。

まず、7MHzです
IMG_E2873


次に10MHzのスプリアス特性です
IMG_E2872


フィルターは、トランシーバーに直結して使うことができます。
IMG_2910

↑このページのトップヘ