2016年11月

自作品などのケース内の配線をまとめるための粘着式フックを100均で購入して使ってみました。

なかなかいい感じです。少しは良く見えるかも(笑)

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ミキサー出力の送信スペクトラムとこの後に入るBPFの特性を合わせてめると、10.5メガのIFの漏れをここで落としておく必要があります。

とりあえずミキサ出力に10.5メガの並列共振のコイルを1つ入れてみました。
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以下の写真は、送信を7MHzにしたところです。上がミキサ出力で、このままだと7メガのBPFをいれても10.5メガのレベルが高いのでスプリアス規格を満足できません。

下は、ノッチフィルタの出力で30dB以上減衰していますので、なんとかなりそうです

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今回、当初から10MHzは、IFに近いので無理かと諦めていましたが、このフィルタ出力をみると-40dBくらいまで落とせています。出力も10dBくらい他のバンドより低いのですが、何とかなるレベルで一安心

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ミキサーは、ダイオードのものにすると書いたのですが、やはりスペース的に苦しいので、TA7320Pのまま、レベルを下げて使うことにしました。

初段アンプは、2sc2407です。このトランジスタは、500MHzで160mWという仕様のもので、ここでは、50メガくらいまでを0dBmまで持ち上げます。とりあえずNFBはかけないで…


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7メガの時のスペクトラムです。やはり、フィルタリング前に10.5メガのIF通り抜け分はノッチで落とす必要があります。

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あれっ、また送信ミキサ?なんです(笑)

実験中にTUF2にDCが触れて中のダイオードが昇天されましたー。涙

早速、自作DBMに交換して特性も問題なし…なんですが、とにかくコイルがでかい。

そういうことで、TA7320Pを使って特性を見ました。このICもバラモジやミキサーで何度も使っていますので安心です。しかも、コイルは不要ということです。
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簡単に組み上げて特性を見ました。広帯域出力は問題なし、しかし、10.5メガのIF通り抜けは、自作DBMはかなり少なくてFBでした。
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レベルは、ツートーンで、キャリアあたり-24dBmくらいまではIMも問題ないようで、これはどちらも差はありません。
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しかし、1kのシングルトーンのスペクトラムをみると、変です。20dBm出力で3kHzのレベルが異様に大きくなっています。
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これをデーターシートで確認すると、fc+3fsとfc+2fsのレベルが、必要出力レベルでかなり出てくることがわかりました。
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うーん、残念…

特に今回は、JT60やRTTYなどSSBのベースバンドに乗せる運用を計画しているので、ちょっと許容できないので、自作DBMで進めることにします



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si5351の出力を3段のローパスとダイオードスイッチをつけると出力レベルは、0dBmくらいになり、ミキサーのドライブとしては不足します。

したがって、ミキサー前にアンプが入り、また高調波を発生するということになってしまいました(笑)

アンプは、60MHzくらいまで、10dB程度の利得があればよいので極力歪みを避けるため、2SK125で済ませました。


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ミキサー前の最終スペクトラムを貼り付けておきます。あまり、よくありませんが、後で作るミキサー出力のBPF後のスペクトラムを見てピンポイントでノッチを入れる等で対応していくことにします。

以下、運用周波数+10.5MHzが各バンドの局発周波数となります。1.9から50メガ帯まで、10バンド分です


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