2015年10月

仮処置が終わって何とか使えそうなので、測定器棚に乗せました。しかし、たかが信号発生器なのに重い。最近のものなら片手で軽々という感じなんですが、昔の機種は、シールド、電源がさすがに凄いです。

特性を軽くみてみました。100メガを出して、0-1GHzと5kHzスパンでみたところです。

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中古測定器、到着しました。
程度はあまりよくなかったのですが、とりあえずチェック。

正面のコネクタが大きく曲がっています。あと出力レベルのスイッチが全体的に接触不良。ゴム足なし…というところでしょうか。

SGはあるのですが、昔、実験室で散々使った思い出の装置だし、安かったので(笑)

まずは、パネルを外し、掃除機で埃を吸って、エレクトリッククリーナーを隙間からかけまくります。昔の機械のスイッチは隙間が多いので、こういうのでかなり接触不良は改善します。

あとは、コネクタを足で踏みつけて戻す。パネルの曲がりをハンマーで叩いて治す。最後に手持ちのゴム足をつけて完成。

接触不良もなく、バッチリ動作しております(笑)

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周波数特性は、使う板によって変わるせいか、あまりデータはありません。

ファンクションジェネレーターの正弦波を周波数を変化させ、GMMエキサイターに接続してMEMSマイクで拾ってみました。

スペクトラムは、0-50khzまでの特性です。上がアクリルいた、下がステンレス板です。

これまでみた文献通り低域はダメ(写真の直流付近のレベルが高いのはスペアナ特性なので無視してください)です。

使えて35khzくらいまででしょうか。アクリル板は超音波では振動しないことがわかります。


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先に作った秋月防滴型センサーに防水対策をしたもの、AE transducerを使って超音波洗浄機の水中スペクトラムをみてみます。

ここで使ったAE transducerは、周波数は200khz以上に対応しているようで感度は悪いです。

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空中の超音波センサーは3種類作ってみました。上からMEMSマイク、コンデンサマイク。防滴センサーです。信号源は、ホワイトノイズ発生器から真空管アンプ、BOSE101スピーカーからの音を拾っています。

BOSE101が20khz以上はかなり出力が落ちますので、超音波部分は、あまり参考になりませんが…

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