現用のチューナーの特性が予想外に悪かったので、取り急ぎ、これの改良を試みることにしました。

これがうまくいけば、トラップで切り替えでも、ラフに作っておいて手元でマッチングすることができます。

回路は、下のWVU-01と-02の2つで、変化を感覚的に見てみることにしました。

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まず、WVU-01は、従来の回路の入力のコイルの巻き数を増やして、バリコンでキャンセルできるようにして、インピーダンス調整をできるようにしたもの。

誰でも思いつきそうな回路ですが、ネットではみたことがありませんので、うまくいかないのかもしれません。

…しかし、実際にやって見ると、凄くいい感じです。現用回路ですとリターンロスが、よくて-15デシくらいだったのが、-20こら-30デシとほぼVSWR1近くまでマッチングが取れるようになりました。

また、アンテナインピーダンスも、現用品よりかなり広がった感じがします。


次にWVU-02でもやってみました。これは、入出力回路をタップで分けてコイルを共用するもので、zマッチチューナーとかでよくみるものです。

結果は、一応、マッチングが取れるものの、ハイインピーダンス アンテナの同調回路を共通にすることで、同調回路のインピーダンスが下がることからか、WVU-01の方がかなりよいことがわかりました。

そういうことで、試作品はWVU-01をベースに、さらに高い周波数の特性も改善したかったので、アンテナ側のコイルをタップで切り替えるWVU-03で実験してみることにします。

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