まず、SOTA, Summit On The Airは、グローバルなものですので、どんな周波数が人気があるのか調べて見ました。

SOTAは自分が移動したらそのログをアップするルールとなっていますので、home pageの中をさがしたところ、現在までの周波数ごとの交信数が登録されています。

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定番の7,14メガそして移動ハンディ機を使った144メガになっています。

そのあとにWARCバンドに加えて、何と5MHz帯がアクティブに運用されていることが分かりました。

これらと日本の状況を踏まえて、今回の自作機に入れる周波数は、7,18,50メガにすることにしました。

7メガは、日中、ほぼ必ず相手局が見つかることから、また18メガは低いサンスポットとローパワーでの海外交信向け。

50メガは、山の上のメリットとそこそこ電信運用局がいることが理由となります。

しかし、目標機のATS4は、5バンド…

最初から低い目標だとモチベーションも下がるので、いろいろ考えてみました。

今回のチャレンジとして、これらの3バンド複同調BPFを使って、他のバンドも組み込めないか検討してみることにします。

これまでのコイル巻きBPF作りの経験から、18メガは結合量を増やせば21メガにも同調することが容易にできます。

7メガのBPFは、兼用するとなると10メガとなりますが、少し周波数が離れ過ぎているので難しそうです。

同調回路の帯域を広くするには、結合量を増やすことと、コイルのインダクタンスを増やせばよいので、こんな感じで実験してみました。

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特性は考えたとおりのものが得られました。損失は5dB程ありますが、このバンドは感度が高いので問題ありません。

また、強力な海外放送局が出ている7-10メガが素通りになるので、心配ですが、昼間は大丈夫かと思っています。

これらから、IF周波数は、4メガくらいに設定すれば、IFの飛び込みに対しても問題はなさそうです。

イメージ混信は、上側の周波数のみなので、送信ローパスフィルタ
受信に併用することで、何とかなりそうにも思えます…(笑)

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