9月末に9台の自作機を電子申請しておりましたが、約2ヶ月でようやく審査して頂けたようです。

指摘事項は、今後申請される方々の参考となるように下に貼っておきます。

殆どが、デジタルモード関連の諸元表に関するものでした。

資料はよくご覧になられているという感じがしました。

ネットに上がっている諸元表は、皆さん、微妙にバラバラで、ちょっと難解ですので注意が必要です。

今回は、最近、保証認定が通ったという方のものを使ったのですが…

幸い、基本の送信機系統については、問題が無かったようで一安心。

si5351のPLLや、三菱のFET RD01MUSとか記載していますが問題なさそうです。

早速返信しましたので、今度はいつ帰ってくるか、楽しみです。



以下、疑問・不備事項

A1A(CW)電波に対しては、変調方式を入力しないで下さい。 
(無線局免許手続規則に、記載不要と規定しています。)

附属装置の諸元資料に記載された内容のF1B電波、及び一部のF1D電波
は、占有周波数帯幅が1.9MHz帯での許容値を超えてしまいますので、そ
の使用条件を資料に明記して下さい。

提出いただいているRTTY装置の諸元資料にある内容のAFSK信号で
A2B電波を発射すると、占有周波数帯幅が許容値を超える場合があり
不適当ですから、設定条件等についてもう一度検討して下さい。

RTTY装置の諸元に記載された周波数偏移幅が通常使用されている値と
相違していますが、この値で間違いありませんか。

MT63は、副搬送波に対する変調方式が2相位相変調(BPSK)ですから、
SSB送信機で発射した場合の電波の型式はF1DではなくG1Dとすることが
正しいと考えます。(デジタルSSTVと同じ方式で、扱う情報が画像か文字か
の違いだけです。)

デジタルSSTV装置の信号によるF1D電波は、占有周波数帯幅(主変調)の
関係から24MHz帯以下の周波数帯では発射が認められませんので、その
使用条件を資料に明記して下さい。(F1E電波も同様ですが、こちらは工事
設計書の24MHz帯以下の周波数帯に記載(入力)がありませんので、
注記が無くても支障ないと考えます。)

移動する局の場合、送信空中線の型式は記載不要です。
免許後の自由度を考えると、記載しない方が好都合と考えます。

以上、

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