本日からIFフィルター製作です。

水晶は、前に100個買った10.5MHz用を使った6ポールのラダー型でCW,SSB,AM用の3種類作ります。

まずは、CWフィルタから。コンデンサは、330pFと160pFで、中心周波数は、直列共振周波数で、2kHz下がったところになります。

また、インピーダンスは、90オーム程度なので、マッチングはとらなくても使えるレベルです。

帯域は500Hzより少し狭くなり、損失は9dBと想定通りとなりました。

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記載した2SK125デュアルのミキサーの特性と、ダイオードのDBMの特性を比較してみました。

二台のSGで、21MHz -50dBmの信号とローカル31.5MHz 7dBmを入力して、スペアナでミキサー出力を見る系統です。

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スペクトラムは、上がダイオードのDBM、下が今回の2SK125デュアルです。

変換損失は、入力の21MHzのレベルと出力の10.5MHzを比較します。ダイオードが-7dBで想定通り。2SK125は、入力コイルが悪いのか-5dBと予想より損失が多い結果となりました。

しかし、2SK125のものは、ローカルの高調波レベルが低く、ダイオードのもののような高調波で周波数変換されたスプリアスはみられないので綺麗な出力となっています。

出力コイルが10.5MHzに同調している効果があると思えます。

こういう風に各ブロック毎に特性を見ておくと今後の設計やトラブルシューティングに役立ちますね

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受信用ミキサは、送受信兼用でDBMで簡単に済ませようと思いましたが、変換損失を考慮して2SK125を二本使ったバランスミキサにしました。

出力は10.5MHzなので、FM用のIFTで簡単にしています。変換損失は、ゼロ程度でした。

次はいよいよ、IFフィルタ、アンプです。
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