頒布品の製作も落ち着いてきたので、CB機の開発に取り組みはじめました。
技適取得のためには、特性はもちろん、他にも構造的な制約がありますので、アマチュア機の自作より大変です。

ちょっとわかる範囲では、

1. 容易に開けられない構造。電池ボックス構造

2. アンテナは外すことができない。実装の必要がある。

3. 検査のために、オーディオ入力、アンテナ出力端子が内部に必要

4. スプリアス特性の他に過変調のときの占有帯域幅の試験がある

これらをクリアして、小型軽量のものを、目指したいと思います。

ケースは、アクリルで自作したかったのですが、セキュリティトルクスネジとかで締めるようにする必要がありますのでネジ締めタイプの市販品を探します。

ロッドアンテナを内蔵するときに縦の長さが短いとブサイクになりますので注意します。

秋葉原でいろいろみたのですが、小型化のインパクトを出せるものがなく、とりあえず試作ということで以下のものを購入しました。

支払いは、PayPayです。千石電商さんでは10パーセントのポイントバックがありますのでお薦めです。
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このケースを基にデザインを検討してみます。

ここで、CB機には欠かせないのは、やはり丸メーターでしょう。

すごくレアですが、大阪のメンバーにデジットで大量調達頂きましたので(笑)

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ここで大きな心配事項が…
ロッドアンテナ内蔵で、パフォーマンスが得られるのかというところ。

ロッド長は、1.2mしかありませんので、この点であまり期待できません。

しかし、これまでの実験ではフルサイズに比べてマイナス3-5dBというところなので、Sにして1-2くらいの低下ですので交信はできるレベルかと。

まあ、とにかく気になったら実験ということで、回路設計前にいきなり穴あけ開始(笑)

同調回路とリンク結合させてみます。この回路は、トロイダルコアを使っていませんがGAWANTなどと似ています。

ケースを手に握ると回路のインピーダンスが高いところなので、影響を受けてマッチングがとれない懸念点もありましたが、うまくいきました。

海外製トランシーバーなどによく使われているFETです。

データーシートはこちら
https://www.alldatasheet.com/view_datasheet.jsp?Searchword=RQA0009

軽く特性を見てみました。

空中配線で手抜きバージョン(笑)
回路とデーターです
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4V 50メガで出力100mW程度、20dB以上の利得が得られました。

リニア特性を120mW出力で見てみます。信号はAM100パーセント変調波です

4V では、やはりあまりよくないです。
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しかし、10Vにするとかなり良いです
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いろいろ触っても発振や、破損もなく、使いやすい感じです。

ポケトラの外部アンプに良さそうなので、受信アンプとともに基板化してみる予定です。

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4V での0-200メガ。フィルターなしでもスプリアスは低いですね。







ハムフェアで頒布した小型トランシーバーは、もともとDSBトランシーバーも考慮した設計になっています。

メモリの関係でソフトの追加スペースがとれなかったのですが、バンドスコープを削除して、オールバンドSSB受信と50MHz DSB送信ができるようにソフトを書き換えてみました。

ハード的にも改造が必要で、まだ試作評価段階ですが、来年のハムフェアまでには完成したいと思っています。

とりあえず、現状報告ということで動画を作成しましたので、よろしければご覧ください。

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